81系統の竹田駅経由化について考えてみた | 快速きらら205号のブログ

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先日発表された2014年春の市バス新運転計画の一つに81系統の午前9時以降の運行全てを特81に変更するという内容がありましたが、これに対し、思うことがあったので、それをつづっていこうかと…。


特81系統は横大路車庫から竹田街道、竹田駅東口、勧進橋、大石橋を通って京都駅へと向かいます。

一方の81系統は竹田駅には入らずに竹田街道を直進します。

これが朝を除いて全便、竹田駅経由にまとめられることで、京都駅に向かう時には竹田乗換という方法も増えるわけなんですね。


北行きの場合なら、それで何とか話は落ち着きます。

特に慢性的に混雑する土日の朝の京都駅行にとってはなかなかいい話なわけです。


しかし南行きの場合は、以下の写真を見れば南行きにおける問題点がわかるかと思います。


快速きらら205号のバス鉄三昧
この写真は少し前に撮影された夕方頃の中書島行きの81系統です。

見ての通り、本来出口の前扉から車内に入っている人がたくさんいますが、この人たちは81を降りた人たちなんです。

実はこの日は塩小路通の渋滞で、この便は20分遅れで後続便のすぐ前を走っている状態でした。


伏見方面に帰る人で81が混雑する時間帯と重なり、しかも20分遅れということで前の便とは実に45分も間隔があいてしまうという始末でして、結果としてハイブリッドのラッシュ型座席配置が帆を効かしてるくらいのすし詰めとなってしまいました。

なので前扉までたどり着きにくい人が中扉から外経由で前に運賃を支払っていたわけなんです。


つまり81を全便竹田駅経由にしたところで、必ずしも混雑便が混雑緩和されるとは限らないんですね。

しかも地下鉄駅から離れたところにある勧進橋にはコトーハイツという伏見区でも規模の大きい団地があり、コトーハイツの住民の方の多くは京都駅方面へ出る場合は81系統を使う傾向が見られます。

その証拠として81の需要は勧進橋前後で結構な差が出ています。

そのため、竹田駅によるようにしたところで、81が遅れてしまえば土日の夕方などは混雑することに変わりはないということなんですね。

(なら少し歩いて奈良線使えばいいんじゃね?ってお言葉もありそうですが、さすがに稲荷駅は遠いですし、本数も少ないので…)


そしてもう一つ、気になる点といわれると、竹田駅にバス待ち時間に暇つぶしできるような商業施設的なものがほしい気がします。

北大路バスターミナルや醍醐バスターミナル、洛西バスターミナルなどはバスターミナルと合わせて複合商業施設が兼ね備えられており、バス待ちの時間に暇つぶしや買い物ができるわけなのですが、竹田駅の場合はそのようなものがないので、そのような施設があればもう少し、いいと思うんですがね…。


地元の素人の考えをつづっただけに過ぎない記事でしたww