人間ドックのち禁酒延長。どこ行ったメガネ?
メガネ、どこ?
気付いたのは、
仕事が夜に差し掛かって、
サングラス(度付き)から掛け換えようとしたときのこと。
リュックの中にメガネケースは2つ。
1つはウォーキングや草野球用のブレないやつ。
もう一つは文豪風まんまるレンズ。
―が入っているはずだが、
ともに空っぽ。
あれれ?
◆◇◆
忙しい一日だった。
8時45分から日比谷で半日人間ドック。
午後は会社に寄って出張旅費精算。
夕方前から千葉に行って深夜まで仕事。
…の豪華3本立て。
人間ドックに備えて、
3日間禁酒し、
食事も超節制の悪あがき。
ランチは豪華にしようと、
病院近くと会社そば、
時間的に行ける方にと、
肉食系の店やらラーメン店やら、
あ、激辛麻婆豆腐もいいなとか、
ガッツリ系を調べまくっていたのだった。
◆◇◆
身長伸びてた♪
この年で、
という喜びはどこへやら。
事件は腹部内視鏡検査で起こった。
何度やっても苦手。
苦痛でしかない時間。
十二指腸までカメラが降りたとき、
明るく感じの良い女医さんは言う。
「ポリープがあるので切除して病理検査しますね―」
そこは数年前に検査して、
悪性になる可能性はないと言われたところ。
―やめてー
の声も出せぬ。
かたっぽの鼻の穴から内視鏡。
もうかたっぽの鼻は詰まってる。
呼吸は口でするしかないが、
内視鏡が喉を塞いで、呼吸するのがやっと。
話すことはオレには無理だったのだ。
そして、
一度切除したことがあるから、
その後の仕打ちは知っている…。
◆◇◆
内視鏡検査を終えて、
―以前も切除してもらって、問題ないと…
と説明すると
「あら、では切らなくて良かったですね。言っていただければ。カルテになかったので」
いやいや、内視鏡中は言葉出せない人だから…。
前回担当した医師が書き漏らしたのか?
引き継ぎ、大事。
その後、美人看護師さんが今後の過ごし方の説明に来る。
「切除したので、きょうは刺激の強いものは食べてはいけません。病人が食べるような、うどんとかにしてください。アルコールも控えてくださいね―」
そう。これがその仕打ち。
◆◇◆
調べまくったガッツリ系はお預け。
禁酒は1日延長。
失意のまま
「次は視力検査です」
メガネを掛けたほうが良いというので、
更衣室まで取りに行く。
スポーツ用のやつを掛けて検査したのだった。
失意のまま、
視力検査のち、問診を経て終了。
着替える際にメガネ、どっかに置いたな。
その後ケースにしまった記憶なし。
あーあ、やつまちまった。
18日は草野球。
スポーツ用メガネでなく、
滝廉太郎風メガネでマウンドに上がる。
ランチは390円の立ち食いうどん。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240518/01/sotaszk/27/f4/j/o0810108015440053635.jpg?caw=800)
らーめん、食いたかった。