老いても親に従え。 | でブログ

老いても親に従え。

プロ野球開幕翌日
3月30日、土曜日。

夏日だった東京、多摩川河川敷にて、


草野球、22年目のシーズン、
開幕戦。

◆◇◆

冬場の3カ月のお休みを経て、

1つ歳を取って迎えるシーズン。

実は毎年不安いっぱい。


年々衰える肉体。

昨年暮れに痛めた右膝は、
少し痛みを残す上に、
左膝も少し痛くなってきた。

さらに2月の長期出張で増量した体は、
なかなか落ちずにそのまんま。

ダメだったら引退という50代半ば。


試合前。
テーピングを
両太もも裏と両ふくらはぎ裏に貼る。

これは肉離れ予防。

2月に捻挫した右足首も固定。

さらに

両膝にも。

膝と弱弱な左ふくらはぎにはサポーター。


これで、準備完了。

◆◇◆

今回は、試したいことがあった。

実家に帰ったお正月。

草野球現役投手である話題になり

88歳の父に言われた。

「シャドーピッチングやってみろ」


この父親、
静岡大会でベスト4に入った下田北高校の
エースで4番だったという。


小学生の時、
さんざんキャッチボールをしたのだが、

いざ
―野球チームに入りたい
と言ったら
「センスがないから一生球拾いだぞ」
とやらせてくれなかった人である。

甲子園の夢は
10歳で途絶えたのだった。


シャドーピッチングを見た父は、

「左足を上げる時、もっと二塁ベース側に引いたほうがいい」
「その方がたまにもっと勢いがつく」

44年ぶりの野球指導😁


◇◆◇

開幕戦は

なんと外国人が相手。

3度目の対戦。
河川敷日米野球

キャッチボールする相手がいないから、

シャドーピッチングとイメージトレーニングだけで

ぶっつけ本番で新フォーム。
確かに最初に上げる左足を二塁ベースの方に引いたほうが、
体が捻られる感じになって良いかも。

特にスライダーがよく曲がった。

先発して5回7安打2失点(自責1)
逆転勝ちで勝利投手。

オヤジの教えのおかげかな?
打たれたけど踏ん張れたのと、
四球1を評価したい♪

ボロボロの両脚も問題なし。

とりあえず今年も現役草野球選手でいられそうだ。

ちなみに打つ方は
キャッチャーフライ、四球、ピッチャーゴロと散々。

今度は父に打撃を教わりに行こうか…。