いそのかつおではなく、ネギは富士山のごとく高く
「かつお」ではない。
「かづお」である。
炭水化物は控えめにしてきたのだが、
札幌出張の多かった今年。
どうしたって、おいしい店の情報は入ってくる。
ラーメンはもともと大好き。
誘惑に負けて何軒かのれんをくぐった。
今年食べたラーメン、一挙紹介!
◆◇◆
「いそのかづお」
たまにいく寿司屋さん「三好寿司」のそばにある深夜営業の店。
いつも行列ができていた。
ある晩、
「行列がなかったら行こうか」
と悪の誘いを受けた。
どうせだめだろうと思ったら、
1人しか並んでない。
絶好のチャンス。
味噌ラーメン派だが、
メニューを見て
「札幌ブラック」、ハーフを注文。
チャーシュー、海苔、カレー粉をトッピング。
スープは黒い
けど、そこまで辛いわけではない。
スープを吸った麺。
このくらいの太麺は好き。
行列のできるのも分かる。
◇◆◇
「信月」
ラーメン横丁の隣りのビルの一階。
入り浸っているバーの姐さんと行く。
「塩がおいしいからね。スープ透き通っているから」
と何度も念を押されて
味噌を頼んだら怒られそうだったので、
塩を注文。
あっさりスープに、絶妙な塩味
中太麺。
塩もあり、と思った1日。
◆◇◆
「喜来登」
ここもバーのシンガーさんが「行ってみて」と。
狸小路の西の方。
まだお昼前なのに5人くらいの列。
最後尾に並んで15分ほどで入店。
味噌ラーメンを注文。
富士山か?
というくらい高く積まれたネギが特徴的。
最初にスープを一口。
白味噌のスープに、後からにんにくが来る。
こりゃうまい。
もう一口、もう一口…
肉味噌が溶けてさらに深い味に。
スープを散々飲んでから、
ネギを崩して麺に絡めて一緒に食べる。
ここ、おいしいわー
◆◇◆
「すずらん」
すすきのの駅前通りの1本西の筋。
ここも深夜営業。
「いそのかづお」が長蛇の列だったから、
行ってみた。
味噌チャーシュー。
魚介の出汁に濃いめの味噌、
おろしショウガがいいアクセント。
こってり好きにはたまらぬ。
◆◇◆
「福来軒」
すすきのの真ん中。
25年くらい前に、札幌で初めて食べたラーメンがここだった。
「味噌チャーシューバターコーン」
オーソドックスなのか?
知らんけど。
懐かしさを感じさせる味噌ラーメン。
自分にとって、札幌の原点。
◆◇◆
おまけ。
札幌でなく盛岡。
「盛楼閣」で
盛岡冷麺
歯ごたえのある麺。
辛めのスープ。
なぜスイカが合うのだろう?
◆◆◆
札幌の立ち飲み屋にて。
お客さんが大将に聞く
「おいしいラーメン屋さんないですか?」
大将は
「それ、一番聞かれたら困る。いろいろあって、どの味がお客さんに合うかわからないですからね」
確かにそうだよね。
店によってそれぞれいい個性があった。
まだ紹介されて行っていない店、いくつか。
以前行って、今年行けていない店もいくつか。
「狼スープ」
「信玄」
「輝風」
「ラーメン二郎」も行ってみたい。
体に負担にならないくらいに、少しずつ食べていこう♫