マンション管理士はシニア世代に 人気の資格と言われています。
大前提として マンション管理士の資格を持っていない シニアな私の主観です
シニア世代人気の資格として、よくランクインされている 国家資格に 、
マンション管理士と言う資格があります。
不動産関連の国家資格としても、 宅地建物取引士より難関な資格です。
不動産業界では合格すると、非常に鼻が高いです。
ただし、不動産・建設を未経験で、これから受験のため勉強されるのは
どうかなと思わざるを得ません。
マンション管理士の仕事内容は 下記の通りが一般的のようです。
マンション管理士は、マンションの管理組合の運営に関する専門家です。
マンションの管理に関する法律や知識を深く理解しており、
管理組合の運営をサポートするのが主な仕事です。
マンション管理士のメリット・ 仕事内容はとしては、以下 (AI作成)の通りです。
⚫️社会貢献: マンションに住む多くの人々の生活を快適にするために貢献できます。
⚫️専門性の高い仕事: 専門知識を活かして、人々の暮らしを支えるやりがいのある仕事です。
⚫️安定した収入: 需要が高まっており、安定した収入が期待できます。
⚫️独立開業も可能: 経験を積むことで、
独立してコンサルティング業務を行うことも可能です。
⚫️人脈が広がる: 管理組合の役員や不動産業者など、
多くの人と関わる機会があります。
マンション管理士の仕事内容
⚫️管理規約の作成・改定: マンションのルールとなる管理規約を作成・改定します。
⚫️理事会の運営支援: 管理組合の理事会を運営し、議事進行や議事録作成を行います。⚫️大規模修繕工事の計画・実施: マンションの大規模修繕工事の計画を立案し、
実施を監督します。
⚫️トラブル対応: 住民間のトラブルや、建物に関するトラブルに対応します。
⚫️会計処理: 管理組合の会計処理を行い、財務状況を把握します。 (以上 AI作成)
とのことです。
デメリットは、あくまでシニア世代 の話であり、
若い世代には、良い肩書きだと思います。
また、新しいマンションの話ではなく、築年数の古いマンションの話です。
新しいマンションは管理組合がなかったり、またマンションを建設して
売っている会社が管理を行っている場合がほとんどです。
⚫️試験が難しい。合格率が低い。
⚫️ 建築業未経験者は、まず仕事をこなせない。
⚫️ 不動産の管理業界でしか、スキルは生かせない。
⚫️ 独立開業は現実的ではない。
⚫️マンション管理士しか業務を行ってはいけないと言うものがない。
もう少し具体的にお話しします。
上記仕事内容ですが、ほとんどが管理業務主任者と言う
国家資格の仕事のような気がします。
むしろ業務は管理業務主任者が行い、
マンション管理士は肩書きに近いような気がします。
管理業務主任者は、管理会社と管理組合の間で契約を締結する際に
重要事項の説明を行います。
これは、 管理業務主任者のみが行えます。
大規模修繕工事の計画とありますが、
この資格を取得しただけでは、
全くわからないと思います 。
建設業に携わったことのない方には、間違いなく無理です。
最重要課題の、ほとんどが、建設業の仕事になります。
また、私は 高齢化の進む150世帯の分譲マンションに住んでおります。
長らく住んでいるので、 理事会の役員にもなり、近所の知り合いも多いです。
普段は優しい シニア世代 の方々が、管理組合の総会になると、
人が変わったように鬼になったり、何を言わんとするのかが、
わからない 意味不明高齢者が、多くいらっしゃいます (笑)
例を挙げますと、以前に大規模修繕を行い、
その中で 窓のサッシを全て2重ガラスに交換しました。
すきま風が入るようなサッシでしたので、とてもありがたいと思いました。
全世帯の事なので、かなり高額な工事費がかかります。
通常の総会だけでは足りず、専門業者の説明会や臨時総会が、何度も行われました。
その中での質問の一例ですが、サッシの専門業者に
「お風呂の 窓を2重にすると、
密閉度が上がり、 窒息死するのではないか?」と
10分以上も 物議になりました。
酸素の濃度がどうなるとか? 何とか? 何とかの%まで示せと突っかかってました。
質問の発想が、凄いと 感心させられました。
古いマンションの理事会の総会は 政治によく似ていて、
何が何でも反対しないと気が済まない人。
自分の主張以外は全て間違いと思ってる人。
また、 総会にほぼ関係のない、自分の話を聞いてもらいたい方。
様々なことが高齢化が進んでいる、古いマンションでは起こっています。
そのような方々と喋ってられますか?
建築の部分で納得させることができますか?
具合が悪くなりますよ!
再就職を不動産管理会社に限定されている方は別ですが、
独立開業を考えるなどあり得ません。
どこの管理組合でも 間違いなく、相手にしてくれないと思います。
試験は難しいですが、高齢者には、マンション管理士資格の認知度が
かなり低いと思います。
不動産は、 宅建。
マンションの管理は管理会社。
トラブルは弁護士。
こんな感じが現実です。
最後に 仕事内容に、トラブル対応: 住民間のトラブルや、
建物に関するトラブルに対応します。 とありますが、
実例をお話しします。
上階の部屋で洗濯機の配管が外れてしまい、持ち主が、外出をしていたため、
とてつもない水量が、下階の部屋さらに下階の部屋へと水漏れ事故を起こしました。
火災保険の水漏れ等、特約に加入していなかったため、
とてつもない損害賠償金になりました。
結局、事故を起こした 部屋の所有者は、身に覚えがないと開き直り、
物件を売り、引っ越しをしてしまいました。
もちろん訴訟になると聞いています。
これは弁護士の仕事です、相談されても、マンション管理士では権限がありません。
居住者同士のトラブルは、最終的に弁護士です。
いずれにせよ、マンション管理組合と関わると
計り知れないストレスに見舞われます。
管理組合の役員になるのも、この上なくストレスです。
未経験シニア世代には到底対処できるものではありません。
私の主観ですが、とにかく試験も難しく、 シニアにとって役に立つ現実性が、
ない資格のように思います。
同じ不動産・建設業であれば、宅地建物取引士や2級建築士・
建築系CADオペレーターを取得・ 勉強するのが良いと思います。
幅の広い知識は、何かの時に役に立ちます。
私は、人間関係のないSNS関係の知識を取得し、
仕事につなげられたらいいなと、試行錯誤しながら、勉強を実践しています。
あくまでもマンション管理士を否定するものではありません。
これから色々とマンション管理に関する法律も見直され、
知名度も上がり、重要な国家資格になるかもしれません。
不動産業界を目指す、また勤務する、若い世代の方には
不可欠な資格だと思います。
もうすぐ64歳のシニアの主観ですので、不快に思われる方には。
申し訳ありません。