③定型発達児とのかかわり
これはそうたを見てるとよくわかるので、詳しく掘り下げなかった質問である。
あえていうなら、助けるのも助けられるのも当たり前なのだ。
先生はそこに注目したりしない。
子どもはとても柔軟だ。
④先生の人数について
⑥手帳、診断、加配などについて
順不同になってしまうが、④と⑥はつながりが深くなりそうなので、まとめてお届けする。
なにかの手帳を持っているか、何かの診断がついているかで、園から自治体に補助金の申請ができる。
その補助金で加配とする人員を増やしたり施設を整えたりする。
このこども園の先生の数はかなり多い。
では、その補助金でまかなっているか、といえばどうやらそういうわけではなさそうだ。
私は「発達グレー」という言い方がどうしても好きではないのだが、その子たちにももれなく加配をつけてくれる。
診断も手帳もない子たちにもだ。
もちろん、補助金の対象外なので、人件費は完全にこども園の持ち出しだ。
だが、子どもの安全を第一に考えたらこうなったということらしい。
小さなうちに診断がついたり手帳をもらうことをためらう気持ちは十分に理解できる。
しかし、もともとが大人向けのグループホームなどを土壌としてきた園長は、大人になってから手帳をもらうとなると、それはそれは大変だという話を教えてくれた。
申請にはかなり過去からの通院の記録などが必要となり、受けられるはずの支援を受けられずに
大人になるということは、本人にとってしんどいことかもしれない、そんな話を聞かせてくれた。
⑤各イベントにおいて
園主催のイベントには必ず全員参加を目指す。
が、そうでない外部主催などの場合はその状況に応じて決定する。
まとまらず長くなりましたが、次回「⑦発達ゆっくりさんの保護者に伝えたいこと」で最後になります。