<まるで戦後?セブは海の楽園じゃない!

英語以前に生活面でかなり覚悟が必要>

 

②治安について

 

前回、①衛生面について

お話ししました
 
 
今回はその続き 
②治安についてお話しします
 
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フィリピンを留学先として考える
一番大きな理由は
「格安」だから
ではないでしょうか?
 
どの広告でも
「フィリピン留学・格安‼
大きな文字でううたっていますよね
 
↑イメージです
 
 
親子留学なら費用は何もかも2倍!
だからできるだけ安いところを探したい
 
「格安」
 
という文字はとても魅力的です
 
でも「格安」という言葉の裏には
 
「格安=国が貧しい=治安が悪い」
 
という事実があるのです
 
 
 
前回の記事①衛生面について 
 
でお話しした通り
 
貧しくてインフラが整っていないこの国では
 
ゴミがそこら中に放置されていて
 
貧しい人たちや野良犬が
そのごみをあさって暮らしています
 

 
野良犬や野良猫とても多いです
 
どの犬猫もガリガリに痩せています
弱々しくておとなしいです
 
それでも、日本人観光客が犬に咬まれて
狂犬病を発症したこともありました
 
むやみに触ったり刺激しないよう
注意して下さい
 
 
 
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ホームレスの人たちやストリートチルドレンも多いです
 
みんなガリガリで、骨と皮しかしかないような体で
 
夜、路上に寝ています
 
日本でもホームレスの人をたまに見かけることはありますが
 
こんなにガリガリな人達は今までに見たことがないというくらい、痩せています
 
 
この子達はストリートチルドレンではありません(でも痩せてますね ﹍)
ストリートチルドレンはもっともっとガリガリです
 
 
ストリートチルドレンが
「お金を恵んでほしい」と言ってきます
 
彼らの後ろにはシンジケートの大人がいて
 
子供たちにお金をあげても
その大人にとられてしまうそうです
 
だからどんなに可哀そうに感じても
ストリートチルドレンにお金をあげてはいけないんだと
 
現地の人に聞きました
 
 
 
私たちのステイ先は
セブの中でも(これでも)裕福な方でした
 
ステイ先の近所のスーパーと目の前の通り
 
 
子供を育てられない親が
比較的裕福なその地域に子供を捨てていくそうです
 
でも小さな子供たちは、一人では生きられません
 
 
そこにシンジケートの大人が漬け込んで
 ストリートチルドレンたちを使っているそうです
 
 
そんな子供たちに
私たちは何もしてあげられません
 
棒っ切れみたいな手を差し出されても
たった1ペソもあげることも出来ません
 
「Sorry」と言ってその子のそばを通り過ぎるたびに
胸が痛くなりました
 
 
彼らに何1つしてあげられないのに
 
豪華な料理を「安いな~」と言いながら食べてる自分
 
リゾートホテルでインスタ映えを気にして写真を撮ってる自分に
 
罪悪感すら感じてしまいました
 
 
 
ある時は
 
ガリガリの7~8歳の男の子が赤ん坊を抱いて
 
一人で道路を歩いていたこともありました
 
 
 
またある時は
 
私と息子がジョリビーの通り沿いの窓際の席で
 
夕飯にファストフードを食べている時
 
窓の外からガリガリにやせた10歳位の男の子が
 
「食べ物が欲しい」とジェスチャーで訴えてきたこともありました
 
その店がここ、まさにこの席
 
食べていたのは
私    :パスタ&ポテト&アイスティのセット
           89ペソ(約180円)
息子:2チキン&ライス&コーラの4セット
           166ペソ(約330円)

 
 
(その時の話は以前こちらに書きました)
       ↓
 
 
そんな彼らを見ていたら
 
リゾートをエンジョイしよう
 
安いから贅沢しよう
 
という気になれなくなってしまいました
 
本当は私たちのような観光客が
お金をたくさん使って
フィリピン経済が豊かになった方がいい
 
だから、旅行で行かれる方は
ぜひ楽しんで来て欲しいです!
 
でも、私には無理でした…
私はナイーブ過ぎるのだと思います
 
 
長くなったので次の記事に続けます
 
 
 
 
 
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