教育界の浮浪雲 (私の教師時代❗)❣
子供の頃になりたい職業聞かれ
コンタクトもなく 身長も足りなく
スチュワーデスと呼ばれた時代
応募すらできなかった私
二番目の希望の教師となった❣
海外への憧れのみで 現実感はなかったし
教師は自分が一番向いている職業と
自認もしていた!!
今日は 教師時代の思い出話であり
話題はあちこちに 飛んでしまうが
ご容赦願いたい!❗
今回は外側から見た私の教師像
恥ずかしい浮浪雲時代を紐解いてみる~
私が教師になった時代
流行っていた曲は
山口百恵から松田聖子に変わる頃
少し話は飛ぶし蛇足でもあるが…
学校の教科書に“昭和の歌姫“として
山口百恵が…第一候補に!書き換え寸前
訃報の美空ひばりの名に変わった!!
テンノハイザイカ！？
百恵ちゃんのレコードもたくさん買ってはいたが
ひばりのその天性の歌唱力、履歴功績は
他に類を見ないモノ
タイムリーな訃報が正しいものに収まったかと…
歌の話で言うと
歌謡曲真っ盛り
松田聖子 中森明菜 ピンクレディ〜…等など
中森明菜は私にとっては影の存在
今ならその素晴らしさはわかるのだが
当時はキラッキラの聖子ちゃん一色❣
山口百恵のあと立て続けに
大スターが生まれるはずもなく…
可愛さだけではいくらも持たない~
そのうち消えるだろうと…ﾈ
のちに
彼女は多くのヒット曲に恵まれたから~
と言われるが
彼女の曲は凡てがオーダーメイド❣
彼女の声のトーンに合わせて創られた
彼女あってのヒット曲誕生でもある
歌は旨いし、
雑味ない柔らかな流れるようなトーン
松田聖子だからのヒット曲でもあった
聖子一辺倒の陰に隠れて??
みる目薄かった当時の私には
白菜か水菜のような味気ない水っぽさでしか…
本当はぐっと色濃い!?のに…ネ
私はダンゼン松田聖子派❗だったから
行きつけの美容院の前に座ると黙っていても
“聖子ちゃんカット“にしてくれた~
後半は
ファッションに特化した内容で
当時外側からみた
私のはぐれ教師時代を紐解いてみたい❣
お気に入りなのは
生成りのブラウスには…
肩の辺からレースのフリルがいっぱい
長いシルクの透かし模様のタイトスカート
横にスリット入でウエストには
同じ色合いの臙脂の太いサッシュベルト
真ん中にはおーきなハートの留め金が❗
およそ教師らしくない服装の
そんな私には何時も
あちこちからクレームが…ﾈ
最初こそ紺のスリーピースではあったが
徐々にワタシ色が出始め
恥ずかしげもなく
ファンキーなファッションを身に纏い
卒業式の証書を壇上の校長まで届ける役目の
“しんてつ“に任命される
最後の最期まで
クレームは付きまとった
トップバッターは
下手な白髪染め?の赤茶けた毛の
おばぁちゃん先生は
私のキテレツな？？
ファッションに強烈なクレームが…
「矜持たる教師としての」品格ある服装に!❣と、
そういうアンタは
明い髪に紅い頬 厚化粧は
何処か場末のクラブの成れの果て~??
でもネ あったかい気持ちの方だからネ
有難く受け止めるけど…
何処が品格なのか〜ね
人の姿は分かっても
自分のことは案外と分からないものなのね
次は
学級崩壊のクラスの先生のファッション
かなり精神がイカれてしまっているのか
真っ赤なトレーナーに白のブラウスに黒のズボン
三百六十五日 春夏秋冬毎日同じ服装
心の病で着替えられないのだった…
こういった心病んだ教師はいくつも見てきた
超繊細な私が?生き延べられたのは
子どもたちとの繋がりが深かったから？
そのことは 以前教師関係の章に
何度も書いているので
ブログをご覧いただければと〜
そしてまた
好き勝手なファッションでの
憂さばらしできた効果も
あるのではないかと〜
ファッションから見る
私の当時の教師像とは？？
三つのエピソードが…
一つ目は
当時としては十五万のスーツは
サラリー初任給大半を叩く
シルクウールの生地に
オレンジに近いサーモンピンクの
一点物のワンピーススーツ
かなり高級品だった
それを着て念願の記念写真
担任と校長が最前列で
恒例の
後ろに生徒たちを侍らす〜ヤツ
そのために新調したスーツでの
記念写真のはずが
校長の鶴の一声
今年からは旧時代の遺物はオシマイ❗
生徒たちは最前列
最後列に校長と私
お陰で
大枚はたいたスーツは殆ど見えず〜
ニつ目は
私は学校一怖い教務主任に呼び出されたこと
やはり 私の問題のファッションについて
「教師らしい服装ではない⁉とのクレームが…」
私は明るく
両耳の小さなサイコロ型の
クリスタルのぶら下がるイアリングを
殊更に振ってみせた…ﾈ
色々言われたみたいだが
私の右から左の耳へ
シュッシュッポッポ✨
私もなにかと言い返したみたいだが
何を言ったのかはさっぱりと覚えてはいない~
ただ…
「美的センスなくして 今どきの子どもたちの心はつかめない」とか何とか?…
呆れた教務主任は
手の甲を私に向け
大きく前後に振りながら…わかったから
「さあ帰った帰った~❗」
教師ファイルを早々と閉じて言った
さすがマンモス校一、頭の良い主任らしく
果たしてわかってもらえたかは疑問だが
ムダ口は 一切なかったょ
最後は
卒業式での、しんてつに任命されたときのこと
“しんてつ“は、映えあるお役目で
これをやった女先生は翌年は結婚するという
ジンクスがあった❗
もともとは美しい先生が選ばれるらしいのだが
私の時に限っては例外であった
理由は２つ
適当な該当者がいなかったことと
結婚して出でいってくれる
その花向けで
誰かの一声もあったらしいとか…?
私は理由もわからず
壇上に引っ張り出されたわけだが
やはり役不足❣?
私は懲りずに また新調していた~
ワインカラーのベルベットの
金ボタンのついたダブルのスーツ
前面に長くスリットが入っているのが
問題になったが 幸い後ろからは見えないしと、
けれど白いレース模様のタイツだけは
絶対ダメ❗と 予行演習で引きずり降ろされた
私は拗ねて それではやめます~
女先生達は大慌て
今更代替え人はいないから
買いに行くのも間に合わず
引き出しから予備のストッキングを出され
履き替えさせられての登壇となった!
ファッションセンスのわからないやつら
今の時代だったら
どうだったろうかと〜??
アトランダムに書いてはみたが
果たして当時の
私の教師像が…正しく
描かれたかは
疑問なところ〜
想像たくましく
読んでいただければと…
