いのちの次


 私がソノヒトニ出逢ったのは、

 ある会合に出向き、ソコから何段階か経て

 芋づる式に入らされた?!

 主婦食品組織のボランティアでのこと。


 一見小柄でどんくさい感じの主婦。

 けれど、

 よくよく話してみると…

 清冽な心根と気取らない知的さがあった。


 そもそも話の発端は、

 転勤先の

 ちいさな町ナノニ、

 日本で二番目に水が汚染されている…

 そんな噂を耳にしてから…


 当時幼いふたりの子育て中で、

 衛生面ではことさら神経質になっていた~

 水をまもる会に足を運んだことに始まる。


 ソコから芋づる式に、

 ジャズダンスバレエに誘われ

 子供の頃からバレエは習っていたので

 馴染みがあり、

 車もなく同じ団地内に併設された会場

 ということもあリ運動不足も手伝って、

 誘われるままに

 手頃な月謝だとの触れ込みで入会〜

 またそこで主婦食品組織のボランティア

 に誘われて…という図式。


 とくに食いついたのは、

 そのボランティアを二年続けると、

 故郷なり希望する地域に派遣旅行を

 させてもらえるという特典付き❣

 確か?月三万五千円?ばかりの

 お買い物ノルマも課せられていたかな~

 

 詳しいことは忘れてしまったが、

 郷里に帰してもらえる〜

 家計遣り繰りのさなかのことで、

 ワタシはまんまとこの話に

 食いついたのであった!


 結果を言うと…

 空手形…

 これから述べる

 小ボスが、

 該当者無しにして

 私の郷里が巡ってきたとき

 自らが役得で名乗り出て

 派遣旅行を果たしたのであった❗


 ワタシはどうやらその小ボスに

 嫌われたみたいであった〜

 その小ボスは、

 ワタシは虫が好かなかった。

 お供を何人も引き連れて大名行列のよう。

 

 イエスマンばかり集めて

 いつも敵か味方か…

 嗅ぎ分けていた?!

 素直に従わないフウノワタシを

 快くは思ってはいなかったのだろう…ネ

 その一つに

 右に倣えで、全員に紺のJEANSの着用命令。

 これさえ履けば、

 若くて活動的に思われるとでも?!

 小ボスのそのスタイルに

 いつも吹きだしていたワタシ…

 お腹とおしりが飛出ししかも〜短足。

 オマケにヘア―スタイル、ファッション

 全然似合ってなあ〜いオバさんスタイル。 


 だが、

 最終的に睨まれたのは

 ワタシの、次の一言か?!


 こどもは命の次❗発言。


 母親たるもの

 子供は我が命に代えてもでしょぅが!!


 小ボスに皆、右に倣えで、

 目を三角にしてワタシを敵視した!

 母親の風上にも置けない~不届き者と…

 すると

 あら、

 本音かっ正直、言い難いことさらっと言うのね~

 たった今、私…ネアナタから教わった気がするわ❣

 先程の知的で清冽なところのある人である。

 この人に対しては、

 小ボスも一目置いており、

 ワタシはこの人の一言でいつも救われていた。

 この人の書く文字は

 とても美しかったことも憶えている…

 字の上手い下手だけでなく、

 その心根まで表れているようで

 ワタシはどうやら

 文字で人を見極めるところがあるものか…ネ

 

 今思うに…

 やっぱ、コレも

 プラスにもマイナスにも動くのかネ…

 何を言ったかは…

 トテモ大事なことではあるのだが、

 誰が、

 言ったか?

 もあるかしらん〜

 

 デモね、

 命無くして、

 大事な子ども達は

 護れないでしょうが!


 

 


究極的に、自分が受けている多大な恩恵に感謝するか、

人生をなんの意味もない偶然の連続とみなすか、どちらかしかない。

私は奇跡を信じ、人生を祝福し、自分の選択が大勢の人の人生に好ましい影響を与えることを願っている。

マイク エリクソン(米国実業家、政治家)