私のお気に入りの一つ



 トールペイントは、大半が模写なのですが…
 私はオリジナルが基本です!
 

 一般にというか… 
 其れがトールペイントの
 特質というか?本流?!らしく…
 私は油絵から入っているので
 丸ごと受け入れがたく?!

 作品に動き、方向性をもたせたく
 オリジナルに
 自然向かいだしていったようです~
 賛同者は
 私の、
 文章と同じく
 トテモ少ないのですが…
 兎に角、
 キレイな線描ブレない筆致を極上として
 とにかく見本どおりの絵がかきたくて
 ひたすらソレのみの
 研鑽を積む人ばかり…
 ソレは
 同じ芸でも…手芸❗

 アート…芸術までには至らない処での満足度
 等とホンネを吐露していたら…
 振り向いたら誰も居なくなった…でしょう。
 実際…下手くそ!と陰口たたき、
 多くを引き連れ他所へ移った生徒さん達も…。


 平面的なモノに
 私は耐えられなかったのかもしれません…
 動きの他に…
 色彩も私らしさをもとめて
 追求して言った結果かと。

 この作品は、
 アッセンデルフトという様式からの
 オマージュ…。

 目下ブログ投稿に夢中な
 今は、 
 絵は描いていませんが、
 昨年上梓した私の小説の表紙は
 これに似たイメージのものになりました。

 大好きなチューリップを
 ヒロイン4人のイマジネーションで
 色付けして描きました。
 電話片手に本の内容を説明しながら
 ラフスケッチしたものが、
 結果、本の表紙となりましたが、
 小説を書き上げるのに
 全エネルギーを使い果たしていて…
 もう〜コレで妥協かと…
 プロに頼むと
 数十万の上乗せを要求されもしたので…

 一番最初に思い付いたチューリップの色合いは
 アユミ!
 その次に逸子。
 この二人のイメージには
 迷い無く、
 のこりのふたりに随分と
 迷いました…(最終的に予算の関係もあって)
 希望通りの
 潤沢な色合いは要求出来ず
 なんだか妥協で仕上げたって感じですか。

 ペイントの生徒さんが、
 「先生は早く生まれすぎたのよ!
 解ってもらえるのは棺桶に入ってからかも〜」
 「時代のほうが付いてこれない?かな…」
 そんな軽口叩かれてました…ネ
 生きている間はとうてい無理?!
 の裏返しの慰めか…
 
 その原画がコレです❗