どS&Sweet、ダブルSな東京の夏の夜*「壮一帆お茶会」 |  *so side cafe*

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元宝塚歌劇団雪組、壮一帆さんの現役時代の記録。ただいまシーズンオフ。

一夜明けてご報告。
『愛と死のアラビア/Red Hot Sea』壮一帆お茶会 in Tokyo に行って参りました!

いつも思うのですが、お茶会のあと、ジム帰りのような充足感と心地よい疲れがあるのはなぜでしょう(笑)。お茶会なのに。そのまま昼寝したくなるような(笑)。

今回のお茶会をひとことで要約する便利なタームがあります。それは、ツンデレ(すでに風化しつつあるか?)。

どSモード炸裂(あ、でも、そうでもないかも)で一気にエンディングか…と思われた最後の場面で、ファンだったら夏場のチョコレートのようにとろけてしまうようなことを言ってくれちゃって、もう…。

そんなお茶会でした。

題して、「どS&Sweet、ダブルSな東京の夏の夜」。

ちなみに、メニューは、《壮さん入場→公演バナシ→写真撮影→ゲーム&トーク→大抽選会→今後の予定+さいごのあいさつ》という感じで、あいさつ以外のとこにも、トークが常に入ってきます。というか、むしろ、そういうすきまトークが楽しい。

そんな全編トークなお茶会という性質ゆえ(笑)、どういう状況でのコメントなのかがわからなくなってしまっています。思い出すまま、時間軸を無視して、ランダムに書いてみます。

コメントはわたしの要約です。録音もしていないし、メモも取っていないので、言い回しも細部も自信ありません。好みの感じの壮さんの声とトーンでもって、お読みくださいませ。

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もうすぐ壮さんの誕生日ということもあって、お誕生日おめでとう仕様での入場。壮さんテーブルには、バースデーケーキが置かれています。帆船の帆をかたどった、チョコレートが乗った白い正方形のケーキ。それを見てはしゃぐ壮さん(笑)。ロウソクも数本立ってます。四回くらい(笑)で吹き消して。

「わー。ケーキ食べながらやっていいんだ。すごいラフなお茶会(笑)」

(しかし、すぐに係の人に下げられてしまい、ゴネ出す壮さん)

「えー、食べちゃダメなの~? そうだよね。タカラジェンヌだもんね。バラの花を食べてなきゃいけないんだもんね」

司会者:「でも、目の前のお花は食べないでくださいね」

(小さい声で)
「ハイ、ワカリマシタ」
(と言いつつ、小さくなってる壮さん(笑))。

さて、この日の出で立ちはというと、ドレッシーな黒のスーツ。袖の部分がシースルー。髪もシンプルにオールバックにして。麗人という雰囲気でした。

「大劇場公演は今年は一回なので、今年は唯一のお茶会。楽しんでいってください」

「トゥスンは、『メランコリック・ジゴロ』に続いて、まとぶさんと親友役。これまでマトブさんと芝居をすることがなかったんですけど、メランコリックで、初めてがっつり芝居をして…。舞台で、お互いの気持ちがすごくわかったんです。自分の考えてることをすごくわかってくれるんですよ。役として考えていることをすごくわかってくれる。だから、この公演でも、懐が深いっていうか、やりやすいし、安心して、飛び込んで行けるんです」

「いまの花組は…。春になって、植物たちがいっせいに芽を出すときの、わさわさ、ざわざわしたような感じが好きなんですけど、今の花組にもそんな、わくわくするような感じがあると思う」

「兄弟ゲンカの話はもう有名になっちゃったんですけど。大空さんって、それまでTCAくらいしか、TCAでも、そんなにお話できるような場じゃないですし、こんなに話したことがなくて、もっとクールなイメージの方だと思ってたんですけど、すごく面白い人なんです。
東京の楽屋は、大空さんは今回、上級生の部屋なんですけど、大劇場では、いつも楽屋に入って来ると、『きのうのレッド・カーペット見た~?』とか、話しかけてきてくれて、そうすると、みんなお笑いが好きだから、まず未涼がマネをして(笑)、ときどき真飛さんもマネして(笑)、すごく盛り上がるんですよ。
きのうはユウヒさんが、『指を蚊に刺された』とかいって見せに来て、ぷくーっとふくれてるから、えいって叩いたら、倍返しにされました(笑)。お茶会で報告していいって聞いたら、いいって言われたんで、さっそく報告しました(笑)。
でも、仲いいですよ。自称ですけどね…」

「役作りで苦労したところは、特にないですね。トゥスンは感情をストレートに出す役なので、いつも新鮮な気持ちで舞台に立てるようにっていうのは心掛けました」

「今回の公演で変わったことっていうのは別にないんですけど、今まで13年間舞台に立ってきて、今回はいちばんハードなショー。舞台人としては、身体のコンディションのキープの仕方、コントロールの仕方とか、すごく勉強になりました」

「トゥスンの年齢は17歳から、後半18歳。最初のお稽古場で、谷先生から、全員に無理して、若作りしてもらうという話があったんです。トマスは21歳くらいで、イブラヒムも20歳くらいなんですよね」

(会場、軽くどよめく)

「あれ、なんの話だっけ? えーと、若作りの苦労…。違う! 役作りの苦労だ~(笑)」

(司会者:「今回はかわいい弟役ですが…」)

「すごい久しぶりなんですよ。『春麗の淡き光に』で、かしげさんの弟役をやって以来。あれもやっぱり出来の悪い弟でしたね(笑)」

「メディアの人にも、今まで兄役が多くて、“アネゴ肌”だと思ってたけど、弟キャラも似合いますねって言われて、たぶんわたしは一人っ子なんで、兄にも弟にもなれるんだと思いますって話したんです」
(超ポジティブ(笑))

「集中力を持続するのも大変なんですけど、常に新鮮な感情を出す役なので、終わったあとは、すごい充実感があって、挫折したり屈折した役じゃないんで、そのまま昼寝したら気持ちいいんだろうなっていう感じなんですけど、次はショーがあるし、そうも言ってられないんで…(笑)」

「トゥスンはいつも、『せめてイブラヒムの4分の1でも…』って言われていて、半分じゃ駄目なのかって思うんですけど、原作にちゃんとあるんですよね、4分の1って。どんだけバカなんだよ、トゥスンは(笑)」

「東京公演からベドウィンの場面が銀橋になって。大劇場でのときも、台本には銀橋って書いてあったんですよ。でも、舞台に出たら本舞台の方で、みんなで銀橋に出たいねって言ってたんですよ。
谷先生も、一筋縄ではいかない人で、すぐに言わないんですね。東京公演のお稽古のときも、『ここは振りが変わるから』って言われてたんですけど、振りもついてから、お稽古場で『みんな、一列になれ』って言われて、『はい、ここ銀橋』って、そのときに初めて言われたんです。
もう、みんなすごい喜んで。よくお手紙でも、落ちそうで心配とか言われるんですけど、大丈夫です。もう暗くても、位置とかちゃんとわかるし、みんなで張りきってやってます」

「ベドウィン音頭って言われてるらしいですね。音頭っ! 自分たちでは一応、一世風靡セピアみたいだねって言ってるんですけど。(もしや、わからない人がいるか? と思ったらしく)いや、わかる人だけわかってくれればいいんですけどね(と、ややふてくされたようなニュアンス(笑))」

(司会者:「ベドウィンたちがみんなスクワットをやってますが、トゥスンはやらなくていいんですか?」)

「いいんです。トゥスンは司令官だから、やらないんです!」

「余興で、ベドウィン全員で一世風靡セピアをやったんですけど、そのときに、スクワットやらされたんですよね~。全員がはやしたてるなか、トゥスンが一人で。がんばって、最後までやり通しましたよー(笑)」

(司会者:「トロピカーナ」の場面には、年齢設定があると聞いたんですが)

「えー、それ、どこから聞いたの?」(と、まず追求)

(司会者:えー、とある経路からです)

「まあくん、朝霞まなとちゃんが中一で、真野すがたちゃんが高一で、あ、真野すがたちゃん、だって(笑)、で、私が大一なんです。13歳、15歳、18歳なんです」」

(よく出てくる真野すがた君の名前。具体的なネタがあまり明かされず、みんなが面白がってることしかわからないのでいつも気になる(笑))

(司会者:「ショーでも若作り…」)

「そうなんです」

(会場、あたたかな笑いに包まれる)

「えー? ちょっと、そこ、笑うとこかなあ?」

「みんな十代。その割には、『酒っっ!』て言ってますけど(笑)。ラテンの人たちだから、別にいいよねって」

(司会者:「ロケットボーイは久しぶりですよね」)

「あっ、『カフェブレイク』見てないな」

(と、司会者さんに即、ツッコミ)

「ロケットボーイ、初めてなんですよ。『カフェブレイク』でも話したんですけど、研13にして初めてで」

「ロケットボーイだし、どんなにさわやかな衣装が出てくるのかなと思ってたら、青光りしたサバのような衣装で(笑)。『ベルサイユのばら』の全国ツアーのときの「ばらのタンゴ」のときの衣装を彷彿とさせるような、ひらひらな…。
黒塗りであの衣装を着ると、フシギと野郎っぽくなるっていうか、オラオラなノリになっちゃうんですよね。お稽古場でやってたときは違ったんですけど、衣装を着て舞台に立ったら、『あなただけーに、心をこめー、この愛を添えて、プ、レ、ゼ、ン、ト、しっまっすうっっ!!』て感じになっちゃって(笑)」

(このセルフものまね(笑)に、会場、激しい笑いに包まれる)

「でも、それがわたしのファースト・インプレッションだから、まあ、いいかなって思ってやってます」

(カフェブレイクでは「ゴージャラスな」と言っていた衣装ネタ。そうですか、お茶会仕様では、「青光りしたサバ」ですか(笑)。テレビの顔とお茶会の顔と、またったく違う壮さんが大好きです(笑))

ところで、『タキシード・ジャズ』の、真飛さん、愛音さんとのトリオでのロケット場面は、ロケットボーイとは言わないんでしょうか? あれは、ロケット・ボーイズなのかしらん。壮さん的には、ソロ以外は認めないとか?(笑) 『レ・コラージュ』の樹里さんとの両サイドのセリ上がりも、セリ上がり認定されてなかったし、そういうこと?

「フィナーレの衣装は、舞台稽古を見た先生に、『心配してたけど、思ってたより大丈夫だった』って言われて(笑)。どんなだと思ってたんだろう(笑)。
あの場面は、五人で一組っていうより、五人それぞれが思い思いにやろうっていうふうに言っていて、だから、見せ方もノリも、みんな全然違うんですよ。
一番最初に歌うってことも特に意識していなくて、よくお手紙で、『あれはエトワールですか?』って聞かれるんですけど、どうなんでしょうねえ、まあ、エトワールってことに、して、いいんじゃないでしょうか」

(司会者:「今日流れていた曲について、壮さんから説明を…」)

「今回の役をやるにあたって、音楽をいろいろ探したんですけど、ハムザ・エルディンっていうアーティストの――ヌビア人の人なんですけど――音楽がすごくよくて、気に入っているんですけどって言ったら、ホテルの人がすごくステキに編集してくれて…。
皆さんもよかったら、どうぞ…。

(アラブ音楽が鳴ってるな~と思ってたんですけど、まさか壮さんのレコメンドだったとは! ちょっと検索してみましたが、面白そうですね。わたしも何枚か聴いてみたいと思います。ヌビア人っていう単語がすっと出てくるあたり、アラブを研究しているなあと感心しました)

「リリー・オヴ・ザ・ナイル」
「ダリウス」
ハムザ・エルディン HAMZA DAYS

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写真撮影の前、司会者さんが手順を説明する間、アイスティーを飲もうと準備する壮さんがかわいかったです。ガムシロップをゆっくり注ぎ、ストローでかなりていねいにかき混ぜて、ミルクも入れて、やっぱりていねいにかくはんし(その動作に集中)、できた~、さあ飲むぞというところで、出番を促す司会者さんの「壮さん」という声。「はっ」として、飲まずに行っちゃいました(笑)。飲んだらいいのに~。意外に律儀者(笑)。

撮影から戻ってきて、しっかり飲んでました(笑)。

撮影の後は、楽しい(ほんとに楽しい)ゲームタイム。今回は『SO辞苑』(あるいは「壮自演」)。

公演にちなみ、お手製の『SO辞苑』に載せられている言葉からのクイズです。質問の答は五択。お茶会前のビンゴゲームで勝った5名のファン代表の方が、それぞれ答を書いたパネルを持つことになっています。

ビンゴと聞いて、壮さん。

「わたし、ビンゴが弱いんですよ~。リーチとかにも、絶対ならないの~。でも、その分、ほかのところが強運なんだと思って(得意げ)。へへっ…。超ポジティブ」

壇上に上がるタイミングを低い体勢で伺っているファンの人たちが面白かったらしく、しきりに「そんな、忍びの者みたいに…」「九の一みたいだよ…」と茶化す壮さん(笑)。

テーブル対抗で、壮さんが選びそうな答をテーブルごとに選び、壮さんとマッチングするこどにポイントが加算していきます。

ゲームは、最初の設問が、トゥスンの「座右の銘」だったでしょうか。5枚の答から選んだのは、「インシャラー」でした。

「『出会いは偶然、別れは必然』は、トゥスンはそんなに物わかりよくない、別れるのやだ~ってなると思うから違うでしょ、あ、あなたが悪いわけじゃないからね(と、ファンの方に配慮も忘れず)。『焦らず、騒がず、じっくり』は、ベドウィンはもっと、熱い感じだから違うでしょ。これは、(と、三行くらいに渡って書かれたパネルを指して)こんなのトゥスンはわかんないから違う(笑)」

次は、ベドウィンの合言葉。

答がなぜか、すべてあまり一般的ではない四文字熟語でした(なんで?)。「え~、わかんない~」と、焦りながらも、パネルに書いてある意味を熟読する壮さん。

(もしかして、このリアクションが見たかったのでしょうか。これ、壮さんの知力テストですね(笑))。

選んだ答は「勇猛果断」だったかな(違うかも)。

「これは海という字が入ってるから砂漠の感じがしないし、『眼光炯々』は、ベドウィンはもっと根に持つというか、アブ・サランなんか、ずっと殺された弟のこと恨んでるしね(そ、それは恨むでしょう(笑))、『質実剛健』はベドウィンっていうより、日本の武士みたいだし。日本の武士道とは違って、ベドウィンは、戦利品をいっぱい取って、自分をじゃらじゃら飾り立てるような人たちですからね」

「ベドウィンの人たちって熱いですよね。ベドウィン全員で、いっしょに『砂漠のライオン』っていう映画を見たんです。すごい重い映画で、最後の方は、みんな自分を奮い立たせるために、自分の脚に銃を縛りつけて進んでいくんです。もう、みんな泣いちゃって…。それは映画だから、本当のベドウィンのことはわからないんですけど、そのときに、日本の武士道にも通じるところがあるなって思って」

(ベドウィン騎馬隊、仲よさそう~。楽しそう~(笑))

次が、「インシャラー」の例文をつくれ、という設問。五つの答を見て…。

「うーん、全部インシャラーですよね。使えるな、インシャラー。よく入りのときなんかに『今日の入りに間に合うかどうか、インシャラーです』なんてお手紙もらうんですけど、けっこうみんな書いてますね。あれ、自分だけが書いてると思ってるでしょ。みんな書いてるから(笑)」

(と、ファンレターにツッコミをする壮さん(笑)。翌日の入りの手紙には、あえて、そのフレーズを使う人が多数だと思う(笑))。

選んだ答は、白のパンツをおろした日に雨が降って汚れてしまった。

「観劇中、静かな場面でお腹が鳴ったっていうのは、ついてなかったよねっていう感じで、普通かなー。買い物中に悩んでいて戻ったら売れていたっていうのは、悔しくて、そんなの自分が許せないし、海外旅行先で同級生に会ったっていうのは、わたし、あったんですよ。ロサンゼルスのディズニーランドに行って、並んでるときに、後ろにいたのが同級生だったの! わたしは、お天気ってすごくインシャラーだと思うんですよね」

5問目。トロピカーナで海に飛び込みますが、得意な泳ぎは? 平泳ぎ、背泳ぎ、バタフライ、犬かき、クロールから、壮さんの選んだのは「バタフライ」。

「背泳ぎだったら、行き先が見えない(笑)。平泳ぎ選んでる人多いですよね、普通に考えたら、平泳ぎですよね。
わたし、遠泳したことがあるんですよ。4キロ。命綱つけて、エーンヤコーラって言いながら泳いでいって、疲れたら縄につかまってんの、ねえ、いい学校でしょー(笑)。
どうせなら、バタフライで行きたいですね」

(遠泳のことは知っていましたが、バタフライ、泳げるんだ! す、すごい! バタフライの心得がある人は、もれなくお肩がしっかりしていらっしゃるのかと思っていました(笑))

続いて、ペルラの歌手が、今までに真珠をプレゼントした人は何人? という質問。答は、「一人」~「数えきれない」までいろいろ。

「これは、『数えきれない』でしょう。わたしはいつも、客席の皆さん全員に向けて歌ってるんですよ! もう、今まで何千人、何万人の人にプレゼントしたか!」

(そう言ってくれると思ってました(笑)。壮さん、好きだ~! 波越君のプロポーズの歌だって、『客席の皆さん全員に向けて歌ってます』と言った壮さんだもんね!)

問題はここまででしたが、一位が同点になってしまったため、決勝問題に突入。
「壮さんが着てみたい衣装は?」
その五つの選択肢は、大空さんの水色のスパン、彩音ちゃんの中詰めのゴールドの衣装、シェルの衣装、ペドロの衣装、真飛さんのデュエットダンスの赤の衣装。壮さんのチョイスは「シェルの衣装」でした。

    *    *    *

続いて、プレゼント抽選会。プレゼント品の上にあった『歌劇』を見て…。

「あ、もう出てるんだ~。初めて見た。どうしたの、これ? ウラから手を回したんだ?」

(司会者:「はい、どうしても、用意したくて」)

「さすが SO CLUB。表紙にサインするなんて、うれしいなあ…」

(うれしそうな壮さん。写真のバックの色はピンクでした)

抽選会も終わり、最後の壮さんのごあいさつ。

「次は、全国ツアーですね。東京が終わったら、もうすぐにお稽古です。
今までに、『サザンクロス・レビュー』と、雪組の『ベルサイユのばら』で2回、全国ツアーに行ってるんですけど、二回とも西回りで、今回、初めての東回りなんです。東北の方にはいい温泉があるみたいなので、そんなのも楽しみに、ぜひ皆さんいらしてくたざい。
前回は一本物だったんで、ショーの全国ツアーがすごくひさしぶりで楽しみです。『エンター・ザ・レビュー』は、春野さんのサヨナラショーで少しやらせてもらったんですけど、わたしは初めてで。楽譜ももらっていて少しずつ練習してるんですけど。よくお手紙に、猛獣使いのムチを使って踊る場面が見たいって書かれていて、まだ歌の楽譜をもらっただけなんで、ここはわからないんですけど、皆さん、どSな場面を楽しみにしてらっしゃるみたいで…」

(どSって出た段階で記憶が飛んでます(笑)。ニュアンス、いや、もしかしたら意味も違うかもしれません)

そして。ほかにもいろいろ言ったあと、突然ちょっとマジメになって、こんなことを。

「いつもお手紙とかいただいて、わたしから皆さんにお伝えできる事ってあまりないので…。
この間、ふと思ったんですよ。わたしはファンの皆さんを選ばないけど、皆さんは、たくさんのなかから、壮一帆っていう舞台人を選んで、応援してくれているわけじゃないですか。それってすごいありがたいことだなあと。
まだわたしは未熟なところがいっぱいで、これからも努力していかなきゃならないと思ってますけど、これからも皆さんによろこんでもらえるように、もっともっとがんばって行きますので、これからも応援してください」

(こんなことを言われては、もう、少しだけ残っていた冷静さを保持することは無理。たぶん、ですが(笑)、壮さん、かなり照れてる感じだったと)

そして、さらに照れながら、ちょっとおどけた小さい声で、こんなひとことを続けて…。

「皆さんのことが大好きです」

(やだ~。そんな、そんなこと言っちゃダメ。どSな壮さんでいてくれなきゃやだ~。と、心のなかで叫びながらも、めっちゃくちゃにうれしかったのはもちろんです(笑))

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あー。書いちゃった。読んで、怒ってる人いるかなあ。せめて少ないといいんだけど…(部分的に小心モノです(笑))。

これ、書くべきかどうか、今日一日迷ってたんです。たいせつにとっておきたい言葉だったし、そうしておきたい気持ちもあったし、書かないでほしいと思っている方もいらっしゃるだろうなあというのもわかってたし。想像ですけど。

だけど、“数えきれない人たちに真珠を贈ってる”“ファンの人を選ばない”壮さん理論からすると、聞きたい人には伝えてあげたいなって(超ポジティブ)。

そう。愛はおしみなく。

なんか、いい人ぶったこと書いちゃいましたが。壮一帆は、ああ見えてフェミニストだから。
どSのフェミニスト(笑)。

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そんなふうにして、お茶会は終わりました。

満ち足りた気分で、帰ろうとしていると、サプライズで、出口で壮さんがひとりひとりにお菓子(!)を手渡してくれている!

なんと、粋なことをしてくれるじゃないですか…。

これはもう「インシャラー」以外のなんでもない。

こんなにたくさんいるタカラジェンヌのなかで、壮一帆という人を好きになったのも。今、こうしているのも。これからも、ずっと壮さんの舞台を見ていくだろうことも…。

インシャラーの意味を、身をもって知ったかもしれない、東京の夜でした。

(インシャラー。壮一帆という名前に劣らず、使える言葉(笑))