独立型社会福祉士起業ブログ@トムさん -4ページ目

独立型社会福祉士起業ブログ@トムさん

独立型社会福祉士で起業するトムさんのリアルタイム実践ブログです。

入所者には厳しく、私には優しかった増田先輩が退職される事が決まった。
理由は、結婚を気に、実家の家業を手伝うようになるらしい。

他の職員は、前から聞かされていたようで、私にとっては社会人初めての直属の先輩で頼りにしていたので、ショックだった。
しかし、現実的に仕事は続けなければいけないために、これも試練と受け止めた。



いつものようにみかんの皮を剥いた後、タバコを吸いに喫煙所に行ったら、増田先輩がいた。


「先輩、仕事やめちゃうんですね」
「ああ、そうだよ。君は俺の後釜で入ったんだよ。知らなかった?」
「全然しらなかったです。それにしても、さみしくなります」
「そういってくれると、うれしいね。けど、俺の後をついで頑張ってくれよ!」
「先輩はどれくらい、ここで働いたんですか?」まだそんな基本的な事を聞いていなかった。

「俺?俺は1年をこの前過ぎたくらいかな?」
「?」言葉に詰まった。 いっ、1年? まだ経験少ないのか?
「先輩、そしたら、他の先輩たちはどれくらい勤めているんですか?」


「管理職の人は4年くらいかな。後は2年か1年くらいの人ばっかりだよ」
「???」えっ? 言われてみれば、30歳前後の人ばかりで50台は女施設長くらいしかいなかったよな・・・

「そしたら、他の皆さんは専門学校や大学を出てきた方ばかり・・・いや、ここの施設って、そんなに新しく作られたんですか?」

「んん~。管理者は准看だから学校は出ているんだろうけど、ほかのみんなは、無資格・未経験で、君が専門学校卒だから、期待しているんだよ」
「え、そうなんですか?」みんな、素人?まあ、素人の私が言うのも何だが、福祉に関する基礎の土台が無いから、あんなに入所者に指導という名の怒声を浴びせることが出来るのか!


「それに、ここの給料じゃやっていけないから、頑張らないといけないね。まあ、管理者は女施設長に気に入られて、一人だけたくさんもらっているみたいだけど・・・。」

「え?ここ、求人の時、めちゃくちゃ給料良かったですよ」何だか、嫌な予感がした。
「ああ~。そうだろ。求人の総支給額の事を言ってるんだろ?」何?何言ってるの?



えっ?何?何言っているの?