【まさに令和の尾道三部作か】からかい上手の高木さんの映画を観て | ロビポン0点

【まさに令和の尾道三部作か】からかい上手の高木さんの映画を観て

SNSでその存在を知った映画。



原作やアニメやドラマ版はほぼ観ていないので詳しい方の印象とは異なるかと思いますが、映画を観ての感想を記しておきます。




あらすじとかは公式サイトにて

https://takagi3-movie.jp/




https://youtu.be/Yo7IJhySyrc?si=eEEVcxTjHQa3bwPX






ピュアな恋愛映画。




時の流れ方、物語の進行の流れ方、

物語の舞台となった小豆島の情景。




「なんだ、この空気感」



スクリーンに引き込まれるのは。




大林宣彦監督の映画を彷彿とさせました。



令和の尾道三部作と言えそうな映画。




高木さん役の永野芽郁さん、西片さん役の高橋文哉さんはドラマ版のテイストを引き継ぎつつも圧巻の演技。



セリフとセリフの間と間、

その間合いが恐ろしいくらいに秀逸。



ひとつひとつひとつのシーンがまるでハイライトのように心に刺さりまくりました。



どれを切り取っても名場面、いかにも令和の映画っぽいです。




お祭りのシーンで高木さんの横顔が映るシーンがありました。


(上の動画でもちょろっとありましたが)




その横顔を見つめる西片さんの雰囲気。



高木さんの表情が自分が若い頃に付き合っていた彼女の横顔と被りました。



自分が付き合っていた彼女のことをこの映画と同じ感じで見ていたというところが一致していました。



(甚だおこがましいですが)




今の若者だけではなく、その親の世代でも受け入れることができる、ぶっ刺さる映画だと思います。




子供とは絶対に行きませんが。







好きな人が自分の隣にいることがどれだけ幸せでかけがえのないものなのか、スクリーン全体から溢れてきて感動で泣きました。



DVDが出たら買いたくなる、繰り返し観たい映画でした。