INAC神戸レオネッサの浦和戦10,000人無料招待について思うこと
5/9の夜にWEリーグ公式X(旧ツイッター)から「5/18のノエスタでの公式戦で10,000人を無料招待する」というポストがありました。
WEリーグからの発信があったものの、ホームチームであるINACのホームページからはこのようなリリースはまだ確認できておりません。
ちなみに申込みページはINAC運営のもの。
INACの公式XからはWEリーグのポストをリポストしておりますが、自らポストはしていない模様です。
この取り組みに対しては急に決まったと思われ、WEリーグやINACの社長(CEO)に対して驚きや疑問のポストが多く寄せられているようです。
発案はINACの社長だと思われますが、クラブからのリリースはリポストのみとお見受けします。
仮にプロリーグの企画だと考えると10,000人無料招待を1クラブのゲームで行うのにハテナマークがつきます。
※個人の感想です。
仮にINACの企画だと考えると発信のやり方にハテナマークがつきます。
※個人の感想です。
いずれにしても、集客するためにやれることはなんでもやる、やってみようという意気込みは受け止めておきます。
こうした「前列のないことをやること」は賛否両論あるにしろINACの社長さんでしかできないもの。
言い換えるとINACの社長さんがいなくなったらできないとも言えると思っています。
社長さんの行動力とやりきる力、障害を乗り越えて実現する力、クラブスタッフのご尽力などの賜物だと思っています。
一方でINACの行っている大きな企画について、いささか懸念することがあります。
例を挙げると、
なでしこリーグ当時に行ったカシマサッカースタジアムでの試合(これは当時所属していた選手の地元開催であったことは承知しているつもりです)。
WEリーグ初年度の国立競技場での試合。
これらに持続可能な企画がどれだけ残っているのでしょうか。
今年のGWの合間に神戸市内の小学生を招待していました。
これは持続可能でしょうか。
(持続してもらいたい)
集客と招待との間に潜むギャップ。
親会社の株を譲渡して心機一転を図るINACですが、現社長が退いたらチームが存続するかどうかすら心配になります。
自分が常に思うことはファンやサポーターを巻き込んで集客についてのワークショップを開くなどして、ファンやサポーターとともに試合を運営する楽しさや責任や課題を共有する「自分ごと」にさせることが必要な気がしています。
女子プロサッカーの大きな課題に直面しているように思います。
とにかく来週のノエスタにはたくさんの観客が集まることを期待しています。