【祝☆3年ぶりのインカレ出場を決める】関東インカレ 日本大学戦の観戦記
関東インカレもついに最終節。
インカレ出場の最後の枠を日本大学と筑波大学と神奈川大学で争うという大混戦。
しかも勝敗によっては順天堂大学が待つ2部との入替戦に回るという大事な試合。
ざっくりですが筑波大学で行われる日本大学戦では勝った大学がインカレ出場という図式でした。
今日も電車とバスで現地へ。
大学では学園祭が行われていてつくば駅からは普段の循環バスのほかに臨時バスが運行されていました。
大学の学園祭といえば自分にも淡い恋物語が(以下、自粛)。
体育専門学群の校舎も大盛況でした。
そんな気持ちを汲み取りました。
コイントスで権利を得た筑波は前半から勝負に出るべく日差しを考えてコートチェンジを選択(と勝手に妄想)。
お互いが先制点を奪いにいくべくスタートから激しい試合となり、序盤から既に終盤を見ているかのような戦いに。
後半も均衡は破られず、他会場の神大もリードを許しており、このままだと日大がインカレ出場となる公算が高まっていました。
そんな試合終盤に筑波のFKから値千金のゴールが生まれて筑波の勝利。
筑波大学 1-0 日本大学(試合終了)
日大は#10久保選手が中盤の底から試合を組み立て(ベレーザにいた原菜摘子選手の如く)ことごとく筑波を翻弄していました。また左SBの#25滝沢選手の位置取り、ポジショニングが常にいい位置にいて日大の肝のひとりだと感じました。
CKでの駆け引き、筑波の守備を混乱させようとショートコーナーを意識させる動きをみせてDFを動かしてからデザインされたボールを蹴るという、アイデアとレベルの高いCKを披露。はっきりいっていつ失点してもおかしくありませんでした。
それでも筑波のGK#21前田選手のシュートストップやハイボールへの対応などでゴールを許さなかったことが勝利に結びついたと思います。
スタメンに献身的なプレスが特長の#20今関選手を起用したところから、今日は#9安部選手も#25平澤選手も投入するだろうと予想でき、なんとしてもゴールを挙げる気概を感じさせました。
高柳監督をはじめとするコーチ陣による選手起用には疑問を感じたことは一度もありません。
女サカの選手交代にはメッセージが込められている、と観客からもひしひしと伝わるところが今シーズンの強みのひとつでもあります。
これまで後期10試合で5ゴール(たぶん)という数字からしても、ひとつのゴールがどれだけ遠く感じたことか。
しかし、選手は諦めていませんでした。
スタンドに駆けつけた蹴球部の声出し応援、たくさん駆けつけていただいたOGや大学関係者の方々、遠くから駆けつけた大学の女子サッカー部の方々、小さな子どもたち、そしていつも見守ってくださる保護者の方々などの思いのすべてがひとつのセットプレーによって結実しました。
最大にして最後のチャンスだったかもしれません。
#8中出選手がボールをセットして蹴った素晴らしいボールの軌道があり、#7平中選手の頭が飛び抜けた瞬間にゴールを確信しました。
そう思った人はたくさんいたと思います。
今の筑波にとってゴールへの再現性の高いプレーですので。
本当におめでとうございます。
普段よりさらに3オクターブは高いキャプテン#5朝倉選手の喜びの挨拶はいつまでも記憶に残ることでしょう。どれだけ努力を重ねてきたことか。
最大の目標としてきたインカレ出場への強い思いは他人ながら少しは感じていたので感無量です。
スタンドにいた親御さんたちなどの喜ぶ姿にぐっとくるものがありました。
延期となった試合を含めると今年の女サカ観戦はこれで30試合目になるでしょうか。そんな節目にこんなにも嬉しい試合を魅せていただきありがとうございました。
このメンバーがインカレの舞台でどのような戦いを見せてくれるか、今は想像できません。
ゆっくり余韻に浸りながら考えていきたいと思います。
OGが作っていただいた祝福のメッセージ、あれは相当の時間と労力が必要ですし何より熱い気持ちが込められてていたものです。
そんな人の気持ちを動かす力が皆さんにはあることをどうか覚えておいてください。
今日はこの辺で。
お疲れさまでした。
【インカレ出場 最後の枠をかけて】いよいよ関東インカレ1部は最終節へ
【関東インカレ11/1時点の順位】
※手元の集計によります
8位はインカレ出場
日本大学 勝ち点24 得失点差-6(残り1試合)
9位は関東インカレ1部残留
筑波大学 勝ち点24 得失点差-10(残り1試合)
10位は関東2部3位との入替戦へ
神奈川大学 勝ち点23 得失点差±0(残り1試合)
11/3(日)13:00から同時刻に始まる最終戦で全てが決まります。
組み合わせは、
筑波vs日大
神大vs十文字
日大も筑波も神大も8位から10位になる可能性があるという激戦状態。
日大は筑波に勝てばインカレ出場、引き分け以下だと神大の結果によります。
筑波は日大に勝てばインカレ出場。引き分け以下だとインカレ出場はなりませんし神大の結果によっては入替戦になるかもしれません。
神大もインカレ出場には勝つしかありません。
つまり、どの大学にとっても必勝体制で望むことになりました。
たしか2019年シーズンもリーグ最終戦で決まったように記憶しています。
自分のノートに「インカレ出場!」とメモらせてください。
11/3は筑波大学第一サッカー場に集いましょう。
【インカレ出場の切符は己の手で掴み取れ】関東インカレ 東京国際大学戦の観戦記
関東インカレも残り3試合
今日も電車で現地へ。
本日は集中応援です
蹴球部の試合も熱戦だったようです
集中応援名物の掲示物
女サカを支えるスポンサーさんが年々増えてきていることを実感
この写真の数々、あの試合の時のだとかいろいろ思い出させていただきました
今年の関東インカレはどこも混戦模様、とりわけインカレ出場圏内は順位の変動が激しくて混戦が続いています
今日の横断幕
歴代の横断幕もありました
マッチデープログラムは年々ページが増えてきている印象です
新しいグッズのポーチなどを購入させていただきました
蹴球部の応援を背にして選手入場
OGの先輩たちのためにも今日は勝ちたい
試合は前半に筑波が先制、東国の度重なる攻撃を粘り強く守りきっての勝利。
筑波大学 1-0 東京国際大学(試合終了)
東京国際はレベルの高いGKや最終ライン、サイドからの組み立てが秀逸でFWやアタッカーもタレント揃いの印象。
筑波がいつ失点してもおかしくなかったと思います。
スタッツも筑波を上回っていたはず。
筑波はスタメンの名前をみるにつけ今日の意気込みというか必ず先制するぞといった気概を感じました。
それでいて戦前の予想を覆す、最終ラインの並びを変えてきたことには本当に驚きました。
それが功を奏したのはマジックです。
様々な局面において東京国際に引けをとらなかった競り合いの強さは集中応援に駆けつけた多くの観客の応援があったからこそだと思います。
なぜそう感じたのか。
それは上級生の気持ちの入り方がものすごくて今まで以上に気合いがプレーに表われていたからだと思います。
さすがの東京国際も今日はアウェイを感じたと思います。
ひとりひとりがひとつひとつのプレーで輝きを放った試合でした。
今日も試合後の挨拶で「インカレ行きます」と語ったキャプテンの言葉には自信と手応えを感じさせられました。
チーム全員で勝ち取った試合だったからに違いありません。
スタンドに駆けつけて「筑波がんばれー」と声援を送り続けた小さな子どもさんに感動。
ハーフタイムの抽選会が始まる場面ではそっと見知らぬ子どもに抽選券を渡してあげていた、とある方の姿にも感動。きっと応援に来てくれてありがとう、当たるといいねという感謝の気持ちからだと察します。
1Gのスタンドではそんな光景があるのです。
【関東インカレ10/19終了時点】
8位 筑波大学 勝ち点24得失点差-9(残り2試合)
9位 神奈川大学 勝ち点20得失点差-1(残り2試合)
10位 日本大学 勝ち点18 得失点差-8(残り3試合)
※上位8位までがインカレ出場の権利が与えられます。
延期分となった10/23の日大vs東京国際の試合が仮に日大が引き分け以下ですと、筑波は次節の10/26神奈川大学との試合結果によってはインカレ出場が決まる公算となる、そんな皮算用です。
(日大が東京国際に負けた場合、筑波は神奈川大に引き分け以上で、日大が東京国際と引き分けた場合、筑波は神奈川大に勝ちで決まることに)
残り2試合を連勝して己の手でインカレ出場を勝ち取ってください。
お疲れさまでした。