4月8日は結婚記念日でした。
9日、10日と天気予報では雨、だとしたら今日しかないとお弁当をもって公園にお花見に行ってきました。
息 切れの治療薬をシムビュートからウルティブロに変えたもらったのですが、その薬の効果なのか、それとも散歩を継続している効果なのか息切れが少しは楽になってきました。
それでもやはり重力に逆らって歩くと息切れはするのですが。
夜は、友人を招待して「蟹鍋」を食べに行って大いに盛り上がりました。
もう四十年以上のお付き合いのある友人なんですが、今まで、深刻な病気の話をすると話をそらしたがる様子が見えたのと、副作用で体調もおもわしくなかったので、ここしばらくは連絡してませんでした。
久しぶりだったのと小生の体調が休薬のおかげで回復していたのを、彼も感じ取って「よかった、よかった」と喜んでくれたんですが、(がんがよくなってるわけじゃないんだけどなあ)と、心中幾分か複雑でもありました。
結局、心の本音は口には出さずに、そのうちに小生も酒の酔いで気分がハイになってきて楽しい話題で大いに盛り上がりました。
彼の話が段々抗がん剤の副作用に苦しめられていたのころの話になり、小生の電話の声や応対に『取り付く島もなかった』という話とそれに比べて今は元気になってよかったよかったという話には多少違和感も覚えたのですが、それは今の元気さを喜んでくれているのだと理解して、休薬の不安は話さずにおきました。
やはり、元気で前向きでないと、友人も付き合いにくいのでしょうね。
毎日新聞の投稿川柳に
「本心は 日記に書いている ブロガー」という句が掲載されてましたが、小生には『日記にすら書けない、いや書かない本心』もあります。
さらには4月13日の毎日新聞川柳
「言うよりも 愚痴聞く方に ある疲労」
さもありなんと思います。
昔読んだ小説のなかで、表現は多少、違ってると思いますが
「人はむやみと人前で裸になるべきではないのと同様、むやみと人前に心の奥をさらけだすべきではないのだ」
という一節があった記憶があります。
勢いに乗って、友人のいきつけの居酒屋へはしご。ひさしぶりのカラオケ。
息が続かず、切れ切れ、まあそれでも自己満足のカラオケでありました。