どんなふうに生きていきたいのか
これをいも意識していないと
人というのは、愚かなもので
それまでの習慣に流されて
自分が思っていないような
窮屈で辛く厳しく退屈で非効率的な間違った生き方を
ついついしてしまうものです。
私もそうだけど
人の振り見て我が振り直せといいますが
他の人の行動を見ていると
てきめんにそれが表れています。
なぜかみんな
みんなです!
自分の嫌いな人の意見に従います。
その人のことを嫌いだと明言しているのに
その人の意見は間違っていると批判しているのに
あきらかにその行動に不満を持っているのに
文句を言いながら、最後まで確実に
その人の意見にもとづいて行動しているのです。
自分の考えにもとづいて
他の人からの批判や避難を跳ね返すように
自分の行動を貫き通す人の
なんと少ないこと。
ことが済んだ後に
批判される、非難される恐怖のほうが
自分の考えにもとづいて行動することよりも
勝るのでしょう。
それとも、もともと自分の考えが間違っていると
思っていたのでしょうか?
自分の行動に自信がなかったのでしょうか?
いえ、あきらかに
自分のほうが、その人よりも優れていて
正しいと思っています。
それでも、自分の行動は自分のものではなく
その人のものであり
行動の結果は、その人の思惑通りになっているのです。
そして、口では、その人を批判し
その結果に不満を示した発言をするのです。
まるで、文句を言うために生きているのかと思ってしまいます。
たくさんの人がそうです。
自分の考えを示し、自分の考えにもとづいて行動する人を
私は、私以外に見つけるのが難しいのです。
そういう人が、すばらしくて優秀だとは思いません。
どちらかというと、頑固でつきあいにくい人ですが
生き方としては、簡単でわかりやすく正しいのだと思います。
人の意見で行動して
その上、それを批判する生き方は
間違っている上に疲れるのだと思います。
楽なようでいて、大変疲れるのです。
刹那的な生き方と言っても良いかもしれません
流された生き方の典型と言っていいのでしょう。
もっとシンプルに考えて行動するために
何をやりたいのか、どうやりたいのか
どっかに書いて見直す習慣をつけたいものです。