ドイツのフルート奏者、DIETER WEBERPALSが率いるワールドミュージックバンドとして知られるARGILEですが、初期の作品はトリオでフリージャズに傾倒した作品を残してます。この初期の貴重な作品。
「ARGILE/NIMDIRSI」 (SCHNEEBALL 1036 ドイツ盤)
1983年の作
メンバー
DIETER WEBERPALS (FLUTE, PICCOLO FLUTE, QUENA, PERCUSSION)
ACHIM SCHMIDT (DR, MARIMBA, VIB, PERCUSSION)
STEFAN LEDERER (P, PPERCUSSION, GONG)
収録曲
SIDE A
1. EL GATO
2. NIMDIRSI
3. DER DON JUAN HAT SEINE TURNSCHUH AN
4. TAGTRAUM EINES ELEFANTEN
SIDE B
1. RAZZIA
2. CINQ AU CERCLE
3. WAHNSINN No. 96
初めて聴くグループ、エスニックなテイストを纏ったモードジャズを聴かせるSIDEAに対し、いきなりのフリーなアンサンブルでスタートするSIDEB。その後はヴァイブの響きが空間を切り裂くフリーなインタープレイが展開します。このトリオで2枚のLPとカセット作品をリリースした後、グループはワールドミュージックへの志向を強めて行ったようです。