ドイツのクラリネット奏者、ROLF KUHN、BIG BANDからコルトレーンの影響を受けたスタイルまで多くの作品を残しました。

 

 

「ROLF KUHN/THE DAY AFTER」 (MPS 2121604-7 ドイツ盤)

1972年の作

メンバー

ROLF KUHN (CLARINET)

PHIL WOODS (AS)

JOACHIM KUHN (P)

PETER WARREN (B)

OLIVER JOHNSON (DR)

NANA VASCONCELOS (PERCUSSION, BERIMBAU)

収録曲

SIDE 1

1. CA.1-9-5-2

2. THE DAY AFTER

3. TURNING OUT

SIDE 2

1. EVERYTHING IN THE GARDEN

2. SONATA FOR PERC. PIANO UND CLARINET

 

ROLF KUHNがフリージャズに傾倒していた時期の作品で、ここにPHIL WOODSが入ってどんなプレイを聴かせるかが注目です。ROLF KUHN作のスタート曲、PHIL WOODSをフィーチャーしたハードなモーダルナンバーで、PHIL WOODSはフリー手前まで行くアグレッシブなソロを聴かせます。PHIL WOODS作のSIDE2の「EVERYTHING IN THE GARDEN」はPHIL WOODSがフリージャズに挑んだソロで圧倒します。PHIL WOODSが参加したのはこの二曲のみで、他のトラックはよりフリージャズ色が強い、JOACHIM KUHNがリードする展開を聴くことができます。