フランスを代表するサックス奏者、FRANCOIS JEANNEAUの1977年の作品。同年のBORIS VIAN賞を受賞するなど、1977年のベストジャズアルバムと言われています。本盤は、INNER CITYレーベルからリリースされたアメリカ盤です。

 

 

 

「FRANCOIS JEANNEAU/TECHNIQUES DOUCES」 (INNER CITY 1022 USA盤)

1977年の作

メンバー

FRANCOIS JEANNEAU (SS, AS, TS)

JEAN-FRANCOIS JENNY-CLARK (B)

MICHEL GRAILLIER (P)

ALDO ROMANO (DR, PERCUSSION)

収録曲

SIDE 1

1. WHALES OF THE PAST

2. FREEDOM

3. O'KUNIDE

4. GENTLE TOUCH

SIDE 2

1. SUNDANCE

2. THE LYNX

3. FOR SOME TREES

 

フランスにおけるフリージャズを推進した一人でもあるFRANCOIS JEANNEAUですが、フリージャズを通過した後に、コンテンポラリージャズで更なる進化を見せてくれます。流れるような旋律に乗って繰り広げられるインプロビゼーションが見事ですね。プログレバンド、マグマのキーボード奏者だったMICHEL GRAILLIERを始めとしてサイドは癖のある名手たちです。SIDE2の長尺ナンバー、「THE LYNX」ではALDO ROMANOとのハードなデュオプレイでインプロバイザーとしての実力を発揮します。いままで多くの作品をリリースしてますが、2023年にも新作をリリースしているようです。(未だ未聴ですが)