ヨーロッパ初のフリージャズ作品と言われる「HEARTPLANTS」(SABA)をリリースして、以後自主レーベル「BIRTH」を設立、1969年から近年までコンスタントに作品をリリースしているドイツのヴィブラフォン、サックス、ピアノ奏者GUNTER HAMPELです。

 

 

「GUNTER HAMPEL/JOURNEY TO THE SONG WITHIN」 (BIRTH 017 ドイツ盤)

1974年の作。

メンバー

GUNTER HAMPEL (BASS-CLARINET, VIB, P)

JEANNE LEE (VOICE)

SUNNY MURRAY (DR)

PERRY ROBINSON (CLARINET)

JACK GREGG (B)

MARK WHITECAGE (AS, CLARINET, FLUTE)

ALLAN PRASKIN (AS, CLARINET, FLUTE)

THOMAS KEYSERLING (TS, FLUTE)

JONATHAN KLINE (VIOLIN)

MARTY COOK (TB)

JOHN WOLF (TB)

収録曲

SIDE 1

1. BOLERO, PART 1

2. BOLERO, PART 2

3. WALTZ FOR 11 UNIVERSES IN A CORRIDOR

SIDE 2

1. SPIRAL

2. WAITING

 

GUNTER HAMPPELのラージコンボ、GALAXIE DREAM BANDにフリージャズドラマー、SUNNY MURRAYがゲストで参加してます。GUNTER HAMPELの奥方、JEANNE LEEのヴォイスが漂うなかにメンバーのフリーインプロビゼーションが響きます。GUNTER HAMPELのピアノ、MARTY COOKのトロンボーンにサックス陣が強力なソロを聴かせます。モノクロのメンバーの写真を使ったジャケットもあり、どちらも同年のリリースでどちらが先が分かりませんが、この赤のジャケットの方が珍しいかと思います。CDもこの赤のジャケを使ってたと記憶してます。