ビブラフォン(ヴァイブ)は好きな楽器です。
そのクールな響きがモダンJAZZのイメージにピッタリだと思います。
「ALAIN PINSOLLE/SOLO」(フランス盤)
知らない人で、しかもヴァイブのソロということで只者ではないと思い購入。
1977年のヴァイブのソロです。
正直このひとのことは知らなかったのですが、現在も作品を発表するなど頑張っているようです。STEVE LACYとの共演歴もあるなど、アバンギャルド寄りのプレーヤーです。
この盤では、幾何学的なコンポジションとソロワークに、ヴァイブの響きを重視したプレイを聴かせます。MILT JACKSONを頂点とする伝統的なモダンJAZZのヴァイブとはまったく異なる、新感覚のプレイです。
「WALT DICKERSON/A SENSE OF DIRECTION」(USA盤)
WALT DICKERSONも新感覚のヴァイブプレーヤーです。
黒人でありながら、そのプレイにはあまり黒っぽさが感じられません。ソロも斬新です。BLUE NOTEのBOBBY HUCHERSONあたりと実力的には変わらないと思いますが、なにせBLUE NOTEとはサイドメンに差がありすぎです。個人的には好きなプレーヤーですが、2008年に亡くなってます。