.前回に続きピアノトリオです。SPLASC(H)盤を聴いて密かに注目していたピアニスト、ARRIGO CAPPELLETTIです。でも知人にみんな知ってるよと言われて肩透かしをくらったことがあります。たまたま2枚購入できる機会があり、迷わずゲット。1枚はヤフオクで、もう1はショップで購入。期待に違わない出来で買ってよかったという感じです。
「ARRIGO CAPPELLETTI/RESIDUI」(イタリア盤)
ANNETTE PEACOCKの「MR. JOY」、CARLA BLEYの「KING KORN」収録。PAUL BLEY的ピアノスタイルですが、BLEYの耽美さを取り払った冷徹なフィンガリングは正にオリジナルなものです。
「ARRIGO CAPPELLETTI/BIANVCO E NERO」(イタリア盤)
ORNETTE COLEMANの「BLUES」、MILESの「BLUE IN GREEN」、KEITH JARRETの「FLYING」に、ここでもCARLA BLEYの「OLHOS DE GATO」を収録。前作よりややリズムセクションを強調。でもインタープレイという感じではなく、ひたすら自らの感性を鍵盤に打ち付けるようなプレイはなかなか感動的ではあります。