暑かった8月の最後は、ずっと探してた盤をやっと入手できたので紹介したいと思います。
「BLEY-PEACOCK SYNTHESIZER SHOW」(ドイツ盤)
PAUL BLEYとANNETTE PEACOCKのSYNTHESIZER SHOWです。楽曲、編曲、プロデュースはANNETTE PEACOCK。シンセのPAUL BLEYの影が薄い気がしますが、シンセと融合したANNETTE PEACOCKのゆがんだヴォイスが一番の聴きものです。PAUL BLEYはシンセのサウンドの先に何を見据えていたのでしょうか。この後、時が過ぎ耽美的なアコースティックピアノの世界に戻っていきます。他に類を見ないサウンドに挑んだBLEYの記念碑的作品です。
ついでにEP盤もゲット。
「PAUL BLEY SYNTHETIZER SHOW/CORN FLAKES」(フランス盤)
MILESTONE盤からのカッティング。代表作の「MISTER JOY」を聴き比べると、こちらは随分とシンプルな演奏です。