引き続きECM盤ゲットの報告。
「MARKUS STOCKHAUSEN/COSI LONTANO... QUASI DENTRO」(ドイツ盤)
シュトックハウゼンという怖そうな名前のトランペッターですが、お父さんは現代音楽の巨匠、カールハインツ・シュトックハウゼンなのだ。
本人のトランペットよりGARY PEACOCKのペースがたっぷりフィーチャーされてますが、これがまた聴きごたえ十分です。
「ENRICO RAVA/AH」(ドイツ盤)
銀色のジャケットがかっこいいENRICO RAVAの1979年の作。
最近はすっかり丸くなった作品を発表してますが(これはこれで僕は好きですが)、
本作は、FRANCO D'ANDREAのピアノ、GIOVANNI TOMMASOのペース、BRUCE DITMASのドラムスといったイタリアトップのサイドメンを従え鋭いプレイを聴かせます。もちろんRAVA独特の叙情も忘れてはいません。
「AZIMUTH」(ドイツ盤)
トランペットのKENNY WHEELER、ピアノ、シンセの JOHN TAYLOR, ヴォイスのNORMA WINSTONEの三者によるユニット、「AZIMUTH」です。三人による同時進行のインプロビゼーションが静寂に深淵に進行していきます。