男の子の育て方3 | グラントゥールSC個亀戦記

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★★サッカーというスポーツは人と人をつなぎ、魂を成長させてくれる★★
僕の心の栄養です♪

■失われた成長のチャンスをサッカーで取り戻す

 「人間が本能的に持っているもの、本来は群れの中で身につけていた、過去には近所の仲間と駆け回って遊ぶことで身につけていた発想力や集中力というものがあります」

 遊び場もない、自由な時間も少ない現代の子どもたちからこうした能力を身につける機会が失われていったのは、仕方のないこともかもしれません。松永さんは「環境の変化は仕方ない、いまないものを求めるより、現状でこうした能力を育てるためにはどうしたらいいかを考えた方がいい」と言います。

 「いまのままではやり方に問題があるとは思いますが、スポーツなんてこうした能力を身につけるのにいちばんいいはずなんです。サッカー? すごくいいじゃないですか。サッカーのように、自分で判断する機会の多いスポーツ、集団でするスポーツ、チョロチョロしてもいいスポーツはなかなかありませんよ。やり方さえ間違えなければ、サッカーをやっている子どもは勉強もできて自立しているはずですし、そうならなければおかしいんです」

 うれしいことに、成長途中にある子どもたちがスポーツ、しかもサッカーをすることはあらゆる面で良いことづくめだと言うのです。松永さんがスポーツやサッカーをすることの利点に上げたのは“集中力”。

 「スポーツから得られる集中力って素晴らしいですよね。抜群に集中した状態をどう勉強につなげるか? どうやって賢さにつなげていくか? そこがうまく行っていない場合が多い気がします」

 次回はスポーツやサッカーのすがすがしい集中力を勉強につなげるヒミツについてお話しいただきます。これを知れば「サッカーと勉強の両立」なんて問題はどこかに吹き飛ぶ? 目から鱗の松永流スポーツマンのための勉強方法をお届けします。


松永 暢史

1957年東京都生まれ。慶應義塾大学文学部哲学科卒。教育環境設定コンサルタント。受験プロ。音読法、作文法、サイコロ学習法など様々な学習法を開発し、教育コンサルタントとして講演、執筆など多方面で活躍中。