旅する筋肉会社員 ソラです。
2024年4月、避難小屋3泊の、ソロ屋久島縦走よもやま話。
白谷雲水峡から入り、白谷小屋→鹿の沢小屋→淀川小屋→紀元杉バス停まで。
世界遺産の森で3泊4日、素晴らしい体験でした。
↑2日目午前中までは、こんな景色
今回は、準備などいろんな話。
屋久島へは、鹿児島南埠頭から高速船「トッピーロケット」を使いました。
片道12000円、約2時間半です。
乗船手続きで「揺れない場所の窓側」と伝えると、1階中央窓側を取ってくれます。
見晴らしの良い2階席は、時速80キロでフロートする小型船、自分は船酔いしそう💦
目的は、到着してからの登山。
まして今回は縦走なので、体力温存です。
他にも価格の安いルートがありますが、客船ではない(快適装備に乏しい)うえに、
乗船時間が長く疲れるので、登山前の中高年には向かないかも(笑)
屋久島に降り立ったら、今度はバスで登山口に移動です。
白谷雲水峡行きのバス。確か640円だったかな。
↑ Suica使えません 小銭準備
自分はいつも、登山では公共交通機関をほとんど使わないスタイルなので
フェリーと路線バスの乗り継ぎ確認は、入念に行いました。
縄文杉ルートや白谷雲水峡は観光地ですが、電波の入る場所は限られます。
自分は格安でない大手キャリア回線ですが、小屋では全く電波が入りませんでした。
必要な時刻表、地図などは、あらかじめスクショしたり端末に落として
オフラインで見られるようにしておきましょう。
入山後に電波の入る場所は、ベンチのある撮影スポットか、登山道の尾根くらいです。
白谷雲水峡の入り口で協力金500円を支払い、パンフレットをもらいます。
ここから先に、お金を払って快適さや便利さを得られる場所はありません(笑)
次に自販機に出会ったのは、3日後でした。
今回は避難小屋を利用するため、テントはお留守番。
水が豊富な環境(これはとっても有難い!)なので、水筒に使う市販のスポドリ
500ml 1本と、粉のスポドリ、空のプラティパス2ℓを携行しました。
ペットボトルを割ったり、蓋を沢に流すと、環境に悪いし自分には危機的です。
小さくたためて信頼できるウォーターパックの携行をおすすめします。
自分はボトルの蓋にマジックテープを貼っています。
初日は11時ごろにに白谷雲水峡に入り、4時間ほど散策して、白谷小屋に入りました。
トイレットペーパーと、手洗い場所がある避難小屋は、ここだけ。
この日の宿泊者は、自分1人。
夕食(フリドラ飯)を食べている時に、トイレに何人か立ち寄って行きました。
翌日は10時間の行程だとわかっていたので、18時には横になりましたが
関東と違って、外がまだまだ明るい!
↑ すごい根っこ
自分はヘッドランプをランタンにしているので、電球色LEDの薄暗い板の間で
19時くらいに寝落ち(つけっぱなしランタンは深夜に消灯)。
ここは標高が低いのであまり冷えませんでしたが、ここから先の小屋(鹿の沢、淀川)
は、明け方に氷点下近くまで下がりました。
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屋久島は鹿児島県でしょ?4月なら暖かいでしょ?と思うかもしれません。
確かに、指宿温泉や南さつまの市街地は、日中は日差しも強く20℃超でした。
一方で屋久島の樹林帯は、雨天や夜間は奥秩父や雲取山周辺と遜色ない気温です。
自分は寒がりで、防寒対策は内地の12月程度の内容でしたが、正解でした。
↑ 前日に立ち寄った温泉 湯船から由布岳一望!