紋章学を学んだら・・・私の遥かなる野望 | 針1本からはじめられる やさしい手彫りガラス工芸/ヨーロッパ貴族に愛された大人クラフト グラスリッツェン教室 千葉・船橋・流山・青山

針1本からはじめられる やさしい手彫りガラス工芸/ヨーロッパ貴族に愛された大人クラフト グラスリッツェン教室 千葉・船橋・流山・青山

かつてヨーロッパ貴族の間で愛された、グラスリッツェン。
熱も・機械もつかわない♪
食卓で出来る、ちょっと素敵な大人クラフトです。
完成した作品は世界にひとつのオリジナル、プレゼントにも喜ばれます。

グラスリッツェン工房Sorriso(ソリッソ),木下浩子です。

 

 

今日は、月に1度の紋章学レッスン日。

 

 

かれこれ2~3年前に紋章学を教えるクラスがある事を知って、

本を読んでも理解が難しい紋章を、先生から直接学び

自分でも紋章を作りたいと考えていたのです。

 

この春から、ようやくレッスンに通い始めました。

 

 

紋章学とは何ぞやという説明が入ると、長くなりますので

(また、深く知らない私の説明ではかえってわかりにくくなるでしょうから)

サクッと説明。

 

紋章学の起源は12世紀頃といわれていますが、

当時は戦闘に参加している者の顔が鉄鋼製の兜で隠れているため、

個人を識別する必要性がありました。

そのため、盾や服に紋章をつけるようになった様です。

 

日本の家紋が家族の血統や、家柄、地位を表すものに対し

西洋の紋章は個人のものであるというのが、大きな違いでしょうか。

 

 

オーダーでグラスにイニシャルを彫刻させて頂くことが有りますが

その際にただ頭文字を彫るだではなく、

その方の歴史やお仕事などの背景を元にしたデザイン

紋章を取り入れたものが彫りたいと思ったのです。

 

 

これは数年前に、叔父に何かのお礼で差し上げたビアグラスです。

 

叔父がウサギ年である事と頭文字がFなので

鳥獣戯画の兎を彫り、Fの文字を盾の中に入れ込みました。

昔の紋章のデザインの本から好みの盾の形と兜を彫り、

草花の飾りを適当にあしらったもの。

 

仕事や兄弟の何番目などの要素は全く入っておりません。あせる


 

学び始めてわかりましたが、

ただ〇〇が好き(例えば花など)とか趣味が〇〇とかそう言った事だけで、

デザインに取り入れる事は出来ない様です。

(誕生花であるとか、いずれは趣味を仕事にするなど

何かしらビジョンがあれば良いそう)

 

 

それほど厳密でなくとも、

少しだけ紋章のノウハウを取り入れたなら、

退職記念、還暦祝いなど人生の節目を迎えられる男性などに

ぴったりのプレゼントのグラスが出来そうだなと、

ワクワクして学んでいます。

(すぐではないですよ。少し修行を積んでから)


 

実は我が夫、今年定年を迎えます。

今はレッスンで私の工房紋章を考えていますが、

一通り学んだら

夫の紋章を考えて、紋章入りグラスをプレゼントしてみようかしら。

 

 

私について → 【マイストーリー】グラスリッツェンと私

 

 

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