グラスリッツェン工房Sorriso,木下浩子です。
グラスリッツェンってなあに?の方はこちらをどうぞ→グラスリッツェンとは
さて、4月に開催いたしましたJ-2カルチャー教室の
グラスリッツェン作品展ですが、先日まで生徒さんの作品を
ご紹介してまいりました。
私も3点ほど、これまでブログなどにアップしていない作品がありますので
載せますね。
今回紹介の作品は、アンティークレースの本から図案をとりました。
グラスリッツェンとはの紹介ページでふれているように、
貴族の間でが衣服の襟や袖口をレースで飾るのが流行り、
その人気にあやかってガラスにレース模様を施したのが
グラスリッツェン発展のルーツなのです。
それにガラスにレース模様って、涼しげで華やかで
ぴったりだと思いませんか?
私はこの細かいレース模様を
彫るのが大好きなので
つい、図案に選んでしまいます。
直径27センチほどのシンプルなコンポート。
一見ガラスにレースが入っているの?
という風に見えます。
全体の模様を写真におさめるのがとっても難しくて
椅子の上に立って真上から撮ろうとしたり、散々やってみましたが
反射したり自分が写ったり。
ようやくなんとなく全体が見えるかなというのが一番下の写真です。
やはり自然光が射すところがいいですね。
向きがおかしいです~(汗)
大変そうなレース模様ですが、(確かに大変なところもありますが)
図案を写して均一に線彫りを施していくことに気を配れば
あとは根気!
幸い私は、細かく正確にという作業は全く苦になりませんので(むしろ達成感)
扱いに慣れれば電動ミニルーター(*)も使えますので、
やる気があれば、基本をマスターした方なら挑戦できますよ。
(*ミニルーターとは
先端にビットを装着して、高速回転で素材を削り加工する工具で
グラスリッツェンで使用するのはペンタイプの扱いやすいものです。
詳しくは、また別の機会にご紹介したいと思います)
私は、グラスリッツェンを始めてから、電動ミニルーターを使ったり
図案として彫るために花や動植物の図鑑をながめたり、
これまでやった事がなかった事をするようになりました。
何か趣味を持つと、そこから世界がひろがるきっかけになります。
グラスリッツェンおためし体験なさってみてくださいね。
近々、新規にカルチャー講座を開設予定です。
体験講座をしますので、また詳細はこちらのブログでご案内します。