グラスリッツェン工房Sorriso,木下浩子です。
ジョイフル本田 千葉ニュータウン店2階
JOYFUL-2 ギャラリーJ
2017年4月13日(木)~18日(火)
マーレングラスリッツェン作品展
本日も、作品展のKTさんの出品作より。
グラスリッツェンでカリグラフィーって、何だかおかしな
ブログの表題ですけれど・・・。
どう説明すれば良いかしら?
まずは、作品の写真を見ていただきましょう。
おわかりでしょうか?
カリグラフィーはギリシャ語で「美しい書き物」を意味する言葉で
クリスマスカードやウェディングのボードなど、
皆さんも、美しく書かれた文字を目にされたことがあると思います。
色々な字体はありますが、流れるような滑らかな線を書くのが
ポイントになるかと思います。
カリグラフィーの筆はこびの練習用の本なのでしょうか、
この様なラインで描かれた鳥のカリグラフィーが、
沢山載っている横文字の本があります。
この作品は、そのカリグラフィーの滑らかな線運びの
レクチャー本から写したものです。
グラスリッツェンで、最初に下彫りをしたあとに
その上をなぞって線を太くしたり強弱をつける場合、
最初の線からはみ出すとひげ根っこのような余分な線が出て
美しくなくなってしまいます。
このカリグラフィーのデザインは、線の美しさが
作品の仕上がりに大きく影響しますから、美しい線を引く
練習にはもってこいですね。
KTさんの細くなめらかに引いた線は
美しく伸びやかに羽根を伸ばした鳥が、グラスにすーっとからまる様です。
今回、作品展の中でひそかに人気が高かったのもわかる様な気がします。
デザイン違いで2客お揃いなのも、しゃれていますね。