考え方はシンプルだった 

 

中学受験を振り返ると、中学受験用の通信教育ぐらいはさせてもよかったかなあと思ったりも今となってはしますが、結論からいうと余裕はなかったかもしれません。

 

我が家の中学受験勉強のスタイルは至ってシンプルです。

 

『当日に出る問題を解けるようにすること』

 

 

当たり前っちゃ、当たり前なんですけどね。

 

なので、出なさそうな問題はやりません。

 

 

なので、一番最初にやったのはその時点での志望校の問題の難易度の確認。

 

私見ですが、中学受験の問題のカテゴリーは4段階あると考えています。

 

 

1段階 かなり優しい

 

2段階 中学受験の王道問題系

 

3段階 中学受験の王道系問題のやや難易度高いバージョン

 

4段階 新しい問題を開発してくる学校

 

 

ここからが大事で、偏差値が低いからといって問題が易しいわけではない。逆に偏差値が高いからと言って難しいわけでもない。

 

どのカテゴリーのレベルが求められているか。

 

これを把握しておかないと無駄な勉強を山ほどする羽目になります。

 

科目ごとに、難易度のバランスも学校ごとに違います。

 

関西では特に、高偏差値=問題難易度高でもなかったり。

 

偏差値と問題難易度が合っていないと感じる学校も多くありました。

 

 

新しい問題を開発してきていない学校は、平たく言えば、どこかの学校の過去問の焼き直しです。

 

元も子もありませんが。

 

合格するには、スタンダードな問題。よくでる問題をマスターしておけば当日合格点に到達しやすくなります。

 

これが、公立一貫校より私立の方が勉強しやすいと言われる所以でもあります。

 

 

中学受験となると膨大な解法をマスターしなければならないと思いますが、所詮は四則演算しかしない範囲です。

 

コアになる部分は、実はそう多くありません。

 

コアの部分に対して勉強時間を多くさけば、自然と問題は解けるようになってきます。

 

あとは、学校がいくら違えど、ほとんどの学校に対応できる力がついてきます。

 

当たり前ですが、当日解ければいいんです。

 

模試がいくら悪くても、エキスパート的な問題集が解けなくても。

 

あるある問題を解けないと、逆に言うと無理です。

 

いくら難問が解けると自慢したところで、難問だけの解法を丸暗記しているだけです。

 

塾の先生が正答率が高い問題が解けていない場合に問題視するのは、とりこぼし以上に基礎理解の甘さがあるからです。

 

早くからその学年においての難問が解けたところで、合格に直結しません。

 

入試は、6年冬です。

 

その時に、入試問題が合格最低点を上回ればいいだけです。

 

近道なんてありません。

 

コアの要素を徹底的に学習するだけです。

 

それに対して、塾が必要な子なのか、個別が必要な子なのか、家庭教師が必要なのか

 

集団塾の席次は、合格の統計的な確率がわかるだけで、合格するわけではない。

 

席次をあげることが目的化するのを見ると滑稽で仕方ありません。

 

結果的に、その席次であれば、統計が役に立つかもしれませんが。

 

塾の席次を上げるだけなら簡単です。その対策をすればいいだけですから。

 

もち子も招待された講習会で、1位を取り席次が一番前になりました。というより自信をつけさすために取らせました。ブーストさせるだけなら簡単です。

 

自信を取らす意味だけです、内容にそこまで意味があったかといわれると、あまり無かったなというのが正直な感想です。

 

長々と書いてしまいましたが、私的にはコアの要素(※一般的にいう基礎とは違う)をマスターすれば中学受験も思っているよりも難しくないのかなと思います。

 

個人的に注意を促すならば、基礎といわれている教材にも無駄がいっぱいあります。

 

取捨選択は、子供には無理です。大人が頑張りましょう。

 

だいぶ本音で書いた記事です。批判が多いと消すかもしれません。怖いです。

※だったら書くなと言われそうですが、わかる人にはわかると思います。伝えたいという気持ちが強くなったので書きました。