受験科目を絞らなかった理由
今回は、久々にもち子の中学受験の話。
もち子が、中学受験に足を踏み入れたのは5年生途中。
一般的にいうところの周回遅れでのスタート。
もちろん、集団塾のカリキュラムには乗れません。
無理矢理入れるという手もありますが、自信を喪失して終わりというオチが見えていたので塾無し受験で押し切りました。
そんなもち子の受験科目は、4教科全てです。
一般的には、周回遅れの受験生は科目を絞りましょうというアドバイスがされることが多いかと思います。
子供の負担を考えると科目を絞ってあげたくなります。
科目をどうするかついてもち子とも話し合いました。
一般的には、中学受験生は理社ともに中学範囲を勉強します。
そこで、科目を絞って入学した場合、理社において周回遅れでスタートします。
これについては、様々意見があるでしょうが、紛れもない事実です。
中学教科書を見ればはっきりとわかります。
そのことをもち子に正直に話をしました。
受かるだけを選択するなら科目を絞って受けるのもあり。
入学してからのことも考えるなら、しんどいが4科目勉強。
もち子は、4科目勉強を選択しました。
理社に限らず、算数でも国語でも、苦手な単元、逃げた単元、どれもこれも中学以降にまた再開します。
中学受験は、受かって終わりではなく、むしろスタート地点ぐらいの感覚だともち子には常々言っていました。
中学受験は、プレッシャーの受験。勉強量は、中学以降の方が多いよと説明していたので入学後の今はむしろ肩をブンブン振り回しているような感じです。
これは、あくまで我が家の場合ですが、やってる単元で苦戦している時は、その単元が中学以降どういう勉強で出てくるかを説明していました。
時間がもったいないかもしれませんが、将来使う形を見えるようにしてあげることでモチベーションを保つことができました。
明らかに中学受験だけで終わるものは、正直に話をして、割り切って覚えるしかないと説明。
どれもこれも必要な物ばかりではないとわかると力を抜くタイミングもとれます。
何より、今やっている事が無駄ではないとわかれば頑張る気力にもなります。
もち子の中学以降の成績はこれからですが、我が家としてはっきりと言えることは受験科目を絞らなくて良かった。