昨日の記事で、間違い直しのゴールは「その問題を丸にすること」ではなく、「次にその問題を解いたときに絶対に正解できる(という自信がついた)状態」になることだと書きました。
では、そのゴールにたどり着くために必要な具体的な方法は、、、過去にいっぱい書いてますので、そちらをご覧ください。
これらを読んでいただくとわかると思うのですが、ゴールにたどり着ける適切な間違い直しというのはとても大変です。
だから、「適切な間違い直しのやり方は知っている。だけど、大変だからやらない!」というケースがでてきてしまいます。
これを防ぐにはどうしたら良いのでしょう?
解決策の1つは、「練習の難易度を下げる」です。
練習の難易度を下げれば当然間違いが減り、間違い直しの負担も減るからです。
難易度を下げる方法にも段階があります。
方法1) ゆっくりしたペースで解く
急げばミスが出やすくなるので、まずはゆっくり解くことがお勧めです。
時間計測すると焦ってミスが増えるのであれば、計測せずにやってみましょう。
方法2) 練習する問題数を減らす
たくさんの問題を練習して間違い直しが疎かになってしまうのであれば、本末転倒です。
方法1でも間違い直しの負担が十分に減らないのであれば、練習する問題数を減らしましょう。
方法3) 簡単な問題で練習する
方法2でも間違い直しの負担が十分に減らないのであれば、その問題に取り組むのはまだ早いです。
まずは少し簡単な問題に戻って練習しましょう。
間違い直しにしっかり取り組んでも負担にならないところまで難易度を下げることが大切です。
そこで間違い直しにしっかり取り組み、間違いを減らしましょう。
間違い直しの負担が軽くなったと感じたら、今度は少しずつ難易度を上げて行ってみてください。
間違い直しの負担をコントロールしてどんどん上手になってください!