昨日はかけ算について書いたので、本日はわり算について書きたいと思います。
かけ算は「九九を ずらして 足すだけ」。
だから、加減算(みとり算)と九九をマスターしていれば、かけ算はとても簡単だと書きました。
わり算も同様です。
わり算は「九九を ずらして 引くだけ」。
だから、加減算と九九をマスターしていれば、わり算も簡単です。
どちらも、加減算と九九のマスターが前提条件になっているのです。
ただし、わり算の場合はかけ算よりも前提条件が少し厳しくなります。
それは九九の習熟度です。
かけ算の場合は、4×7=?の様な問いに対し、28と答えられれば十分です。
しかし、わり算の場合は、4×?=28の様な問いに対し、7と答えられる必要があります。
つまり、九九の逆引きができる必要があるのです。
さらには、296÷4=で商の最初の数を立てる際には、
4×?≦29で最も大きい整数が7
という様に発展的な問いにおいても九九を使いこなせる必要があります。
この様にわり算を行うためには、九九をよりしっかりと覚えておく必要があります。
しかし、そんなに心配することはありません。
九九をしっかり覚えるには、九九をたくさん使えばいいのです。
ですので九九をとりあえず覚えたら、その九九をたくさん使うかけ算をどんどん行うことをお勧めします!