コメントにて金魚さんからご相談を受けました。(対象の記事)
今回はそのご回答をさせて頂こうと思います。
のんさん>
のんさんからの質問も忘れていませんが、色々考えるところがあり、もうしばらくお待ちください。
まず、「そろばん式の暗算はそろばんをやっていると勝手に身につくものなのですか?それとも暗算として練習するものなのでしょうか?」という質問について、私の考えをご回答します。
珠算式暗算(以下、暗算)はそろばんが出来ても、暗算の練習をしないと上達しません。
それは、そろばんの実力と暗算の実力が必ずしも比例していないことから、明らかだと思います。
そろばんは珠(たま)が実体としてありますので、それをいかに素早く正確に動かせるかが重要になります。手先の器用さが求められます。
それに対して暗算は、珠が実体としてありませんので、いかに沢山の珠をイメージし記憶できるか、そのイメージを壊さずにいかに素早くイメージを変化させられるかが重要になります。
そろばんと暗算では求められることが違いますので、必要な訓練も異なるのです。
ただ、そろばんが上達する中で、暗算にも必要な珠の動かし方はマスターしますし、集中力も上がります。
そろばんが上達していれば、暗算を習得する上での土台は出来ているとも言えます。
とは言え、暗算が出来るようになりたいというのであれば、やはり積極的に暗算に取り組んでいる塾を選ぶことをオススメします。
次回(そろばん塾の選び方)に続きます。
◆金魚さんのご質問への回答シリーズ◆
質問コメントのついた記事
回答1~そろばんと暗算~
回答2~そろばん塾の選び方~
回答3~そろばん塾選びのポイント~
回答4~家での取り組み方~