「Amused To Death」
1992年に発表されたロジャーの三枚目のソロ・アルバム。
邦題は、「死滅遊戯」
TV社会が現代にもたらした弊害を中心テーマにしたコンセプト・アルバム。
ドン・ヘンリー、スティーヴ・ルカサー、ジェフ・ポーカロなど多彩で
豪華なゲストの中でも最も重要な役割を果たしていたのがジェフ・ベック
でした。
意外にもロジャーとの相性は抜群で完成度の高さに貢献しています。
それまでのポップさが後退してピンク・フロイド風のサウンドが
戻って来た事もあってソロ作の最高傑作との評価も受けている作品です。
ところが、ロジャーがツアー開催の条件に挙げていた200万枚の売り上げには
届かず結局行われなかった事から埋もれてしまっている感もあるのが残念です。
もし、ジェフ・ベックやジェフ・ポーカロをメンバーに含んだツアーが
実現していたら現在の扱いも変わっていたはずです。
このアルバムの曲は1999年からのツアーで初めて演奏される事になります。
個人的にもライヴ盤を除いたスタジオ・アルバムならこの作品から聞く事を
お勧めします。
What God Wants, Pt. 1(Music video )
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Amused To Death (Full Album)
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