「Union 」
1991年に発表されたアルバム。
セカンド・アルバムの制作に苦戦していたABWHのジョン・アンダーソンが
トレヴァー・ラビンに楽曲提供を依頼し、逆に90125イエス側が
ジョン・アンダーソンに新曲のヴォーカルを依頼した事から和解し、
８人でのツアーを敢行するために計画されたアルバムです。
ABWH側の曲は、アイデアはあるものの未完成な作品ばかりで
スタジオミュージシャンを二十人も使ってようやく完成させたり、
90125側は用意出来るデモが少ないなど問題が山積みの中で
両者をミックスさせてなんとか完成させた経緯があります。
従って8人で録音された曲は一曲もなく、まとまりと言う点でも物足りなさは
残る出来です。
しかし、トレヴァー作のシングル「リフト・ミー・アップ」がヒットしたり、
スティーヴ・ハウのソロ曲がグラミー賞を受賞したりと、商業的には一定の
成功作となりました。
個人的にも意外と好きな部類の作品です。
更に、８人でのユニオン・ツアーは大きな話題となり、来日公演も
大盛況でした。
ABWHは見ていたものの、私がイエス名義のライヴを見たのはこの時が
初めてです。
なんだかお祭りみたいなライヴでしたね。
Lift Me Up（MV）
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Union (Full Album)
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YES - Instrumental Solos Monsters of Rock (Mix) - Union Tour
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