「GTR」
1986年に発表されたGTRの唯一のアルバム。
GTRはエイジアを脱退したもののイエスに戻れないスティーヴ・ハウに
マネジメントをしていたブライアン・レーンが
元ジェネシスのスティーヴ・ハケットを引き合わせて結成されました。
他の3人のメンバーもマイク・オールドフィールドやマリリオンなどと
仕事をしていたプログレ系の実力者たちだったので70年代のプログレの再現か
ギター・バトル中心のセッションなど期待してしまうところですが、
80年代の半ばと言う事もあって演奏されたのは口当たりの良いプログレ風の
産業ロックでした。
当時はスティーヴ・ハケットまでがこのフィールドで勝負する様になったのかと
驚いた記憶があります。
聴きどころは、やはり1曲の中でタイプの違う二人のギターの音色を
楽しめる部分でしょうね。
ただ、ハケットはスティーヴ・ハウとの共演に興味を示しただけだったので
一回きりのツアー終了後にあっさり脱退してしまいます。
スティーヴ・ハウはロバート・ベリーを加入させバンドを継続させましたが、
今度はヴォーカルのマックス・ベーコンが脱退してしまう事態になってしまい
再びジョン・アンダーソンと合流する事になります。
GTR - When the Heart Rules the Mind (Official Music Video HD)
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GTR( Full Album)
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GTR - Live 1986
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