「Works, Vol.1」
エマーソン・レイク・アンド・パーマーが1977年に発表した二枚組アルバム。
邦題は、「ELP四部作」。
四部作の名の通り、3人のソロ作品とELPとして録音された楽曲をLPの
片面ずつに収録した作品です。
元々は、エマーソンがソロで発表しようとしたピアノ協奏曲に
レイクはオーケストラを加えた方が良いのではないかと提案し、
レイク&パーマーもオーケストラを使用したソロを制作したのが
ELPとして発展していった経緯があります。
3人で制作した「庶民のファンファーレ」と「海賊」はなかなかの力作ですが、
ソロ作が中心である事とオーケストラの使用によってロックのダイナミクスが
失われている感は否めません。
つまり、ここでキースのキーボードが入ればなぁとかここがカールの
ドラミングだったらなぁという個所が多くてELPらしさに欠けている
と言う事です。
まぁ、完全なる駄作ではないので評価が難しい一枚ではあります。
Fanfare for the Common Man
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Pirates
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Piano Concerto No. 1
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C'est La Vie
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The Enemy God Dances With the Black Spirits
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