「Close To The Edge」

1972年に発表された5作目のアルバム。邦題は「危機」。

メンバーは前作と同じ。

リック・ウェイクマンもすっかりバンドの顔的存在となりました。

収録曲は全3曲でプログレと言えば大作主義と言うイメージを決定付けました。

完璧な作品故にレコーディングは難航を極め、全てを出し切ったと考えた

ドラムのビル・ブラッフォードがこのアルバムのツアー中に脱退してしまう

事態となってしまいました。

どこを切り取ってもテンションが高く「危機」「同志」「シベリアン・カートゥル」

すべての曲がライヴの定番曲となりました。

特にタイトル曲の「危機」はグループの代表曲としてだけではなく、

プログレ界全体の代表作と言っても過言ではありません。

そして、この大作主義が大絶賛された事でアンダーソン&ハウを中心に

更なる超大作に着手する事になって行きます。


Close To The Edge(Full Album)
https://www.youtube.com/watch?v=BAuO_2h8MBI