「Mother Focus 」

1975年に発表された通算6枚目のアルバム。

新ドラマーのデヴィッド・ケンパーを迎えて制作されました。

時代を反映してか全体的にフュージョン色が強めの作風です。

タイスもヤンも半分はソロ・アルバムに気持ちが行っていたので

それまでの作品に比べると作曲面も含めてまとまりに欠ける印象です。

「Focus IV」や「No Hang Ups」など名演も含みますが、

クレジットではタイス作になっているFocus IVをヤンが共作であると

主張して後にタイトルを変えてソロアルバムに収録するなど遺恨を残し、

ヤンはこのアルバムを最後に脱退してしまいます。

俗に言うフォーカス・サウンドを求めるなら他の作品を買うべきだと

思います。


Mother Focus (Full Album)
https://www.youtube.com/watch?v=R_L2pyAqDBg&t=964s