3月4日(日)。
自宅をゆっくり目に出発してお昼の12時過ぎに
東陽町に到着。
イースト21なる商業複合施設の野外ステージにて
KissBeeのリリイベ。
少し風が強かったがお昼なので寒さはまだ我慢出来る。
場所が都心から少し離れているからか
リリイベであまり馴染のないステージだからか
予想していたよりも日曜の割には人はやや少なめ。
撮影可能エリアが左右に振り分けられていた事もあって
30分前で中央の2列目がキープ出来た。
12時50分、公開リハーサル開始。
KissBeeの正式メンバーは8名いるはずなんだけど
前回の新宿が7名で今回が6名での出演。
現役高校生も在籍している様なので学業の都合?
リハなのに1曲フルコーラスでやったのはスタッフも初めての
場所だった様だから音響のチェックをしていたのかな。
午後1時、リリイベ・スタート。
↓1曲目は「Labyrinth~イチゴ姫の旅立ち~」
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物語性の強い楽曲の質はいいし、ダンスのキレもある。
どれくらいのレパートリーがあるのか知らないけれど
聞いた事のない曲は新鮮に響いてくる。
MCは、強風や花粉症についてなど。
飛行機雲が見えたとはしゃぐメンバーもいたり
野外ならではのシチュエーションを楽しんでいた。
約30分のライヴの後に撮影タイム。
ライヴ中だと集中しにくいので良い案だと思う。
メンバーとのじゃんけん大会で勝ち残った勝者3名に
サイン入りポスターが手渡される。
これを毎回やってるとしたら凄いな。
続いて無料のハイタッチ会。もちろん、参加(笑)。
そして、ここからようやく通常の特典会。
このサービス精神は今までリリイベで見て来たアイドルの中では
ダントツだ。
時間の関係もあるのでハイタッチ後に近くのサブウェイで
昼食&休憩。
午後2時半頃に品川へ移動。
到着後、知り合いのフォロワーさんに声を掛けられて1限の話を
聞いたり、女性父兄さんに手作りのグッズを貰ったりしているうちに
開場時間の午後4時となる。
座席はL列。
くじ運の悪いメグ回にしてはまぁまぁかな。
お土産は、最近定番のしおり。
影ナレは、愛子メグの2人。
今回はナント、生放送だ。
多少のグダグダ感はあるものの俄然テンションが上がる。
午後4時45分、開演。
左側のパーテーションの奥の隙間から愛子がピースサインを
しているのが(手だけ)見えた。
愛子が挨拶をしている最中には次のメグがひょっこり顔を出す。
ゆづに続いて4人目はつぐの予定が、森センが誤って「森!」と
言ってしまったので、奥でもえほとつぐがバタバタしている(笑)。
なんだか舞台裏を覗いている様で楽しい。
6人が揃ったところで校長の「やりたい人!」の声に
みき、ゆづ、メグの3人が手を挙げる。
校長が指名したのは、ゆづ。
曲は、ユーミンの「春よ、来い」。
文語体の歌詞が気になったようだ。
顔だちもそうだが素直な歌い方が朝ドラの主題歌に
ピッタリとはまった感があってとても良い感じ。
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2番手は、つぐ。
曲は、エレカシの「風に吹かれて」。
レッスン終わりの帰り道で聞いたのがきっかけだと言う。
音楽ソフトを家族で共有しているって言うのが現代っ子らしいな。
フリップはめくりなど凝っていて一番考古学のプレゼン
らしかったのが彼女。
学年末テストも頑張ったし真面目で努力家なんだなと思う。
メグのライバル心に火が付いたのか「もう少し、めくりを
ためた方がいいよ」とのアドバイスも(笑)。
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三人目は、もえほ。
曲は、パーソンズの「DEAR FRIENDS」。
渋い曲を選んできたな。
さ学にもフレンズという曲があるので友達をテーマに
楽曲を探していた時に出会って、友達についての歌なのにロックな
雰囲気のジャケットに驚いたそう。
ハキハキとした説明や可愛らしい絵はもえほらしく
アイドルとしての風格さえ漂わせる。
つぐがスケッチブックに書かれた二人の絵は「私とももえだよね!」
と念を押していたのが微笑ましかった。
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ハァ~などと緊張のため息を漏らしながら手を挙げ続けていた
みきが4番手でようやく指名される。
曲は、フィンガー5の「学園天国」。
歌っているのが今の自分と同世代なのが気になった様だ。
さ学で恋のダイヤル6700をカヴァーしたのも
見つけるきっかけになったのではないかと思われる。
プレゼンよりも演出が驚愕だった。
晃よろしく特大のサングラスを持参。
感想を求められた愛子が言っていたが、小道具を使っていいという
新しいルールを初年度で確立してみせた。
そして、「ヘイ、ヘイ、ヘイ、ヘイヘーイ!」と歌い始めると
マイクを客席に向けてコール&レスポンスを要求。
授業の前に注意事項として手拍子もしないで下さいと言われていた
父兄は動揺を隠せずに「へ・・ヘイ?」みたいな微妙な声援で美樹の
要望に応える(笑)。
堂々としたパフォーマンスは将来有望だと感じられる出来だった。
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大方の予想通り、愛子がメグが残り校長は「じゃんけんでもいいよ」
と提案するが、メグが「5年もやってきたのにそれでいいの?
メグもだけど父兄さんだって愛子のを最後に聞きたいですよね?」
と愛子を説得して自ら壇上へ向かう。
曲は、「ラストダンスは私に」。
スタンダード中のスタンダード。
この曲や主な歌い手であった越路吹雪の持つパワーに
惹かれた様だ。
が、ここで爆弾が投下される。
「めぐみの父兄さんはめ組って呼ばれてるみたいなんですけど
め組の父兄さんは浮気性なんですよ!
(アイドルネッサンスの)まいなちゃん、アミーナさん?
それと・・AIS(アイス)!」
メグにはすべてを見透かされている。
ボードの歌詞を指差して「ハートだけはとられないで・・・
お願いしますね、父兄さん!」
これには、申し訳ございませんっ!とひたすら頭を下げるしか
なかった(笑)。
それから、大賀や友那乃を例に出して学院生が笑いを取りに行くのは
清楚なイメージのさくら学院としてどうなのかと悩んだ時もあったが、
父兄さんの事を考えた真面目で本気の行動だと言う事が分かってきたとも。
この曲は、メグの本気を見せるための選曲だった訳だ。
ただ、歌詞を間違えたのがよっぽど悔しかったらしく
終わってからも納得のいかない表情をしていた。
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最後は、愛子。
事前のプレゼンで山口百恵など2曲を用意していたが
校長に「いかにも歌いそうだよね」と言われ、昨年「ソツがない」
と批評された事を思い出して練り直したみたいだ。
歌う曲目を明かさずにプレゼンを進めた後に
なんと、愛子は歌う曲の選択を父兄に委ねた。
曲は、平家派の「Graduation」と合唱曲の「BELIEVE」。
拍手による判定で「BELIEVE」を歌う。
愛子は選ばれなかった曲をお蔵入りにするつもりだったみたいだが
校長の「もう一曲、歌ってみる?」と言う提案を受け入れ
「Graduation」も披露した。
一昨年の曲が被ったためにデュエットした、さらまりん以来の
まさかの7曲目だった。
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愛子といい美樹といい、いろいろな意味で歌の考古学の
新しいページを開いた授業だったのではないかと思う。
終演後は、路地裏という本当に路地裏にあるお店にて
いつもの仲間と1限と2限の報告と感想を兼ねたオフ会を開催。
内容盛りだくさんの公開授業だっただけに話が尽きる事はなかった。