サンクチュアリ2時45分頃左側を見ると、苔の生えた大きな岩がある。右側には、腐りかけた大きな木が、昔は、立派な大木だったと、想像出来る不思議と、足下は、歩きやすい。鳥の囀りも、虫の羽音も、風のざわめきも音の無い世界。海の波の音さえも聴こえない。きっと、この森で、音を持っているのは、妖怪だけ、それ以外は想像出来ない。人間の計り知れない世界。それこそが、サンクチュアリ