今年のプロ野球 (2) | ソ連風来坊のブログ

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台湾出身の一匹狼、旧ソ連陣営と東アジアを報道

シーズンの終わりによって各球団の人事更迭も始まり、監督たちの動向が注目の焦点になった。

その中に、最も観衆を驚かせ、不平を鳴らせたのは楽天の監督解任だと思う。

今季、主力投手が負傷して戦力不足の中で、良くもチームを一丸と束ねてクライマックス進出を果たし、しかもソフトバンクを追い詰めるまでの健闘を披露した平石監督、誰から見ても立派な功労者だが、それにもかかわらず解任される目に遭った。

経営者の非情さがこれだけに止まらず、大事なベテランの戦力外通告によって影響が一気に広がり、13年優勝を経験した数名のFA資格所持者までも動揺して移籍するかと迷う立場を明かした。

せっかく整ったチームの戦力がまたも崩れるか、辛うじて実現したファンの人数増長はまたも落ちるか、東北を象徴として作ったこのチームのイメージが悪化するかは気になる。


実績を持つ者の退陣が惜しいが、腐った者の残留も目に余る! 

今年8月以降、成績が突然どん底に落ちて5位で終わった日本ハムは、相変らず栗山監督を続投させた。

16年の優勝経験者で決して能力がないとは言えないが、今までのやり方で続ければ根本的な変革が難しいようだ。さらにソフトバンク、西武、楽天など強豪が元気である限り、ハムが優勝する確率が極めて低いような気がする

もうひとつ大きな問題は“ハンカチ王子” の動向であろう。プロに入ってからのらりくらりとチームに居座り続け、碌な成績も出せずによくも同レベルの選手より高い年俸をもらってプロの飯を食える「三十代の坊ちゃん」斎藤祐樹投手は、日本ハムの奇跡のみならず、NPBの大記録を作ったと言っても過言ではあるまい。

シーズンが終わって各球団が続々と戦力外通告を発表し、中には惜しませる選手もいたが、日本ハムより斎藤祐樹の名前は出てこない!他の球団だったらとっくに首になったはずなのに何故そのまま残留できる?原因は斎藤投手を必死に庇う栗山監督にあるのではないか?監督の“ご寵愛”を受ける限り、ずっとハムの一員として残留し続け、記録更新を果たすのではなかろうか?

 

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