今年のプロ野球 (1) | ソ連風来坊のブログ

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台湾出身の一匹狼、旧ソ連陣営と東アジアを報道

スポーツの秋」、この季節最も注目されるスポーツはやはりプロ野球だと思う。今年もいろいろな話題がネットで熱く議論されている。ちょうと先週は日韓ともに最終シリーズが終わったばかりであった。

今回は韓国の部分と合わせて雑談させて頂きます。

まずは日本シリーズから: 

ソフトバンクは見事に三連覇を果たした。さすがに強い!工藤監督の采配も素晴らしいし、選手たちも一丸になって最善を尽くして戦った。リーグ優勝は逃したものの、短期決戦でパワーを徹底的に発揮して日本一になった。そこまで強くなった裏には、経営者側の合理的な運営とは離れられない。意外がなければ、その勢いが何年もずっと続くのであろう。

一方、セリーグの王者巨人は四連敗を喫して惨敗した。ここ数年間ソフトバンクと戦ったセリーグ代表の中に最も成績が悪くて情けない!エースが踏ん張れずバッターも打てずミスも連発など、みっともない戦いぶりだった。あれほど名手が集まって高い年俸をもらうのに戦力を発揮できないのは何故だろう?やはり財閥体制のせいじゃないかと思わせる。選手育成は全くせずに、他球団より大金で名手を買い集めるだけでは優勝は掴めない!なぜならば、お金目当てで来た名手たちは球団への帰属感も足りないし地方への愛着もない。レギュラーシーズンで良い成績さえ出せば高い年俸を維持できるので、別に優勝しなくてもいいんじゃないかと、のらりくらりと散漫な対応。こんな財閥気味のチームが日本シリーズに出てことごとく叩かれるより、むしろ地域意識の強いチームが進出すれば、選手たちの闘志が燃えて全力奮戦するのほうが面白くて見所があるのだろう。

 

偶然というか、先週末に終わった韓国シリーズでも四連勝の形で決着がつけた。斗山ベアースが優勝を手にした。しかし、一辺倒的な圧勝ではなかった。四連勝の中の二勝はサヨナラ勝ちで最後は延長戦で制した。中には五点ビハインドの場合も一気にひっくり返した逆転勝ちがあった。

投低打高」というイメージを持たせる韓国プロ野球であるため、レベルが低いと勝手に決め付けるネットユーザーもかなり多いようだが、本当はどうなのか?具体的な数字で見てみましょう: 

かつて日本で活躍した諸助っ人たちの成績で確かめる:ソフトバンクの李大浩、DENAのウイランド、楽天のペゲーロ三人、韓国プロ野球へ転戦して成績がさほど目立たない

 

李大浩去年は良い成績で収まったが、今年の後半は不調で二軍に落ちたこともある。日本で10勝以上を経験したウイランドは韓国での成績は8勝10敗で負け越し。強打者のペゲーロ、途中で加入して成績は9本のホームランと2割ほどの打率だった。

というわけで韓国プロ野球、日本とはいい勝負するくらい感じ。ネットの映像で確かめると、選手たちのパワーも体力も技術も劣らないらしい。唯一、日本が優れる部分は安定感じゃないかというような気がした。来月のプレミア大会、悪戦が避けられないようだ。

写真の出典と参照した資料はこちら:

http://npb.jp/ 

https://www.koreabaseball.com/Default.aspx 

https://sports.news.naver.com/kbaseball/index.nhn

 

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