プーチン大統領のダゲスタン共和国訪問 (2) | ソ連風来坊のブログ

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民兵たちとの宴会を終えたプーチン大統領はその後、ダゲスタン共和国の首府マハチカラ(Махачкала)へ駆けつけ、そこで共和国スポーツ界のスーパースターと会談を行った。


今月上旬の9月7日、UFC世界選手権でタイトル防衛に成功したチャンピオンのハビブ・ヌルマゴメドフと、お父さんのアブドゥルマナル・ヌルマゴメドフ(Абдулманап Нурмагомедов)が招待された。


プーチン大統領はまず、チャンピオンのお父さんに祝賀の意を伝え、続いてハビブに 
”動画を見た。素晴らしい戦いだった。喉を与えないのが正しい、見事に勝った。おめでとう”と褒めると同時にいろんな世間話を始め、会談の内容より格闘技に詳しいプーチン大統領の見解だった。

ハビブがプーチン大統領に
”ご健康はいかがですか?”と質問し、

”とても元気だよ”と、プーチン大統領は答えたが、

”しかし、あなた様のスケジュールがいっぱいでなかなか運動する暇がなくて困るでしょう”と、ハビブが鋭い見方を提出すると、プーチン大統領の答えは

”確かにその通りだ!時差との戦いもしんどい”だった。

格闘家は良く獰猛な印象を人々に与えるが、他人に気遣い、繊細な面を持つ現UFC世界チャンピオンの取り柄だった。


これで今回プーチン大統領のダゲスタン共和国訪問が終え、両者間の連携はもっと緊密化したに違いないだろう。


地図でダゲスタン共和国の重要性を確かめれば、西側にチェチェン共和国と隣接し、南側はアゼルバイジャン、北へは東欧平原、カスピ海を越えれば向こうはカザフスタン。どこへ向いても要衝になっている。


美しい自然、多元的な民族と文化を持つカフカズ(コーカサス地域)、ロシアにとっては咽喉であり安全のカギでもある。十数年前の混乱と比べ、だいぶ安定してきた今後の発展は期待される。


参考した資料はこちら:

http://www.vesti.ru/doc.html?id=3188456

https://www.1tv.ru/news/2019-09-12/372141-glava_gosudarstva_pozdravil_s_pobedoy_chempiona_habiba_nurmagomedova_kotoryy_vernulsya_na_rodinu 

http://mahachkala.bezformata.com/listnews/putin-vstretilsya-s-habibom-nurmagomedovim/77673367/

 

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