電車の中は、イタリア社会の縮図。
大きな声でピザのオーダーの電話している人もいれば、
ぐずりだした赤ちゃんを見ず知らずの人たちがあやしたり
(知らぬ人からやいやい言われてかえって赤ちゃん泣いてる時もある
)
車両の間のドアを開けてくれたり、先に通してくれる好青年がいたり
キャラが全開の服を着た人がいたり、
日本で見るよりはるかに多い、様々な外国人が住んでいたり
人間観察に飽きることのないイタリア。
そして、国が違うと、日本で見ないような人を見ることがあります。
こんな、え？っていうような巨大な荷物を担いで電車に乗る人とか
周りも特に凝視するわけでもなく、普通－にスルーしてました。
いや、驚けよ！
今朝はねー、電車が止まってホームを歩いていると、
横から人の歩く列にはいってきた、キャリーケースを引っ張ったおじ(い)さんが。
道幅が広くて、だいぶ横が空いてるのに、わたくしの前にやってきた。
え？この人、嫌がらせというよりは、周りを全然見てないタイプだなー
急に立ち止まったらイヤだなと思って、
ちょっと距離を取って、観察しながら歩いていました。
先に進むには、駅の構造上、角を左に曲がらなければいけなかったんだけど、
そのちょうど曲がる通路に立っていた別のおじさんがいた。
まさか、このおじ(い)さん、この人に当たったりしないよねぇ
と思いつつ、一定の距離のままおじ(い)さんを見ていたら
立っていたおじさんの足をキャリーケースで轢いた
ウソだろー
しかも足轢きつつ、キャリーがその足に引っかかって、
おじ(い)さん、引っ張られる形に。
いやいや、コントかよ！
って吹きそうになりながら
そのおじ(い)さんが、足を轢いた人に手を上げて、
ジェスチャーで謝って歩き去るのを眺めておりました。
あー月曜の朝、眠くてぼーっとしてたけど
おかげで目が覚めた
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