あー、久しぶりに死ぬほど走った。

コロナ前は毎日のようにサンタ・マリア・ノヴェッラ広場を

ドタドタとは知っておりましたが、久々ヤバかった。

1時間近く残業だったうえ、これ乗り過ごしたら

夜遅い、くらいで済まない時間に到着するって時間で、猛ダッシュ。

いつもの時間より道に人がいない時間帯なので間に合いましたニヤニヤ

 

この時間、座席がすいてていいのだが、

イタリア人の数は少なく、出稼ぎしているわたくしの様な外国人や

アフリカンの兄さんや、ちょっと大丈夫かなって感じの人も乗るので

やっぱり残業したくないわぁ。

 

 

さて、

 

 

 

 

ああー、キレイなしわが入ってるねぇ。

おいしそうな手打ちパスタラブ

わたくしがバーリで買ったのはこの2種類のオレッキエッテ。

 

今日の主役は手前の黄色いパスタじゃなくて、奥の方。

 

 

 

 

こちら、グラノ・アルソと呼ばれる古代小麦の1つ。

プーリア州の伝統的な製法の小麦です。

 

海の町だからってイカ墨が入ってるんじゃないのよニヤニヤ

昔、収穫後の畑の地面に残った小麦の粒を回収するために薪を燃やし、

焙煎された小麦(焼き畑小麦とでも言うか)。

なので、非常に濃い色の小麦粉になりました。

 

 

 

 

燃やしただけやんと思うなかれ。

特別な風味があるだけではなく、栄養面で普通のパスタよりも、

タンパク質とミネラルを多く含み、またグルテンフリーであることも特徴です。

 

加熱処理によりグルテンの元になるペプチドが変性するためです。
ただ、グラノアルソの粉はグルテンフリーですが、

そのままでパスタにするには向いていないため

グルテンを含む小麦と混ぜて製品化するのが常なので実際は低グルテンです。

もちもちとした弾力がなくて、うまくまとまらないんでしょうな。

そのお値段、普通の小麦粉の2倍以上。

 

確かにスーパーで売っているパスタが、淡泊な味のないものに感じるほど、

噛むと味があります。

 

 

 

 

大皿に盛ってみましたが、まだ半分以上袋に入っている。。。

 

日本の感覚からすると結構な量が1袋なので、

お土産にする場合、おそらく4カ所に渡すお土産にできるかと爆  笑


かつては収穫の残りだった小麦が、

現代では貴重な昔ながらの伝統小麦として、また健康的な品として、

評価が高まりこの土地の郷土品となっています。

 

 

いつも↓クリックありがとう~♪ブログ更新の励みになります。

ヨーロッパ(海外生活・情報)ランキング     にほんブログ村 海外生活ブログ イタリア情報へ

 

 

イタリア料理の好きな人集まれ☆

FBにイタリアの食や食文化を楽しむための情報交換グループ作りました

イタリア料理好き~Love Italian~

 

インスタグラム →イタリアのサラリーマンランチと文化ネタ

ツイッター     →https://twitter.com/ToscanaTrip
レッツ・フォロー照れ

 


一言追加してFBページにブログをリンクしています。

FBページの右上の「いいね」を押していただくと更新のお知らせが届きます