あああー、やっと週末だ!
うれしい~☆
革のバッグの冬向け新色が入ってきたので、整頓したり、
オイルを運んだりしていたら、こ、腰がちょっと怪しい感じになってきたので
週末、体を休めようと思います。
さて、ここはピサの薬局。
イタリアの中で、古い薬局の1つです。
薬局というと、フィレンツェのサンタ・マリア・ノヴェッラ薬局が有名ですね。
あそこは、1612年スタート。
今では、薬局の商品もあるけれど、どちらかというとコスメ中心のお店になっています。
ピサのこの薬局は、それより80年後の1692年に始まり、現在326年。
観光客ではなく、一般人が普通に使う、リアル薬局です。
最初は、パペローニPaperoniさん、次にマンテッラッシMantellassiさんが
そして、ボッターリBottariさんが所有者に。
ボッターリ家になってから、現在まで7代、304年続いています。
この方、有名な植物学者さんで、まさに漢方薬局やるのにぴったり!
当時の知識人がよく訪れていたそうです。
その中にカルロ・マルコーCarlo Markòという画家さんもいて、
油絵をこの薬局に贈ったそうです。
第二次世界大戦で、失ってしまったものもたくさんあるのですが、
それでもお店の中を見ると、おっ、これは!と思う歴史の長そうなものを見ることができます。
見学のために入るところではないので、
用事がない場合は行っても意味がないところでございます。
漢方系や、美容系のクリームなどもありますし、
お医者さんの処方箋をもらうような薬もあります。
わたくしも何度か行ったことがありますが、
皆さん、親切で、丁寧で、とてもにこやか。
薬を貰いに行くときって、何かしら良くない状況のときだから
こういう温かい雰囲気のところだと心がなごみますね。
Farnacia Bottari
Borgo Stretto 31
フィレンツェにもお気に入りの漢方薬局があるんだー。また紹介しますね。
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