いやー、イタリア温かいと書いたとたんに寒くなったよ。
朝フィレンツェ0度。さぶー
ピサは、早朝で、3度でした。明日は朝から9度らしい。
よかったー。
さて、昨日の町は、パライアPalaiaという、ピサの斜塔から東南に行った山のエリアです。
4,500人の町なので、こじんまり。
同じピサ県にありますが、道が登り坂。
あー、丘を登っていくなーとわかるグルグルした道。
町の入り口近くにある時計塔。
この側に、パブがあるんですが、まー、みなさん、じっとご覧になること、わたしらよそ者を
顔に「この人たち、何しに来たんだろー。」って書いてありました。
いやー、こういう感覚、久々。
ピサは、港町で、町から海まで15分。
昔は外交とか貿易といえば海。そのため、昔から外国人に慣れた町で、オープンな人が多い。
毎日同じ電車やバス停を使う人同士、あいさつや言葉を交わすこともあるし、
外国人だからと、ジロジロ見るってことがまずない。
お店の人も、イタリア人に話すように普通に話しかけてきます。
わたくしが、初めて旅行でピサに来た時のメモを見ると
「ピサの人、すごい自然に優しい。トスカーナ州の別の町と全然違う。」と書いてありました。
同じピサでも、地方だとまず外国人がいないので、アジア人だから目立つんだろうなー、きっと。
町を散策してみて、興味深いものをいくつか発見。
まずは、町の教会。
正面のファサードが派手じゃなくて、堅実な印象です。
で、興味深かったのはこれじゃなくて、左後ろにみえる鐘楼。
教会の鐘が、
アーチの上！
ピサの斜塔も鐘楼ですし、フィレンツェやヴェネツィアの鐘楼も細長く塔がたっていますが
ここは、なんと上の鐘の部分だけがアーチの上にあります。
鐘楼、短いなー(笑)
鐘がついている上の部分しかないよ。
エコか。。。狭い空間を上手に使うともいう。。。
そしてもう1つ、あ！っと思ったのが、
アンティカ・ファルマチーア Antica Farmacia 古代からの薬局とかいてあります。
が、ここ、レストランだったのー
名前の下にリストランテと書いてあります
サンタ・マリア・ノヴェッラみたいなのを想像して近づいてみたら、全然違った。
おもしろー。
ここの町の人、独特の感性をお持ちのようで。 変わってる人たちか？
そして、普通の道を歩いていたら、突然、
歩道の上に、ガソリンスタンドが、どーん！
え？ここ？
しかも、なんか家っぽい入り口の前だけど。。。
この下に、ガソリンタンクあるんだ。。。住宅街なのに。
これ、使われてないんじゃないかー？と思って、近寄ってみてみたら、いや、現役でした。
こんな細い小道が出てきたりしたので、下ってみたら
特に何もなかった
のっぽは、青年と呼ばれる年の頃、この町に来たことがありまして。
「何しに来たん？」と聞いたら、この町に住んでいた友達がいて、
みんなでピサの中心で食事して飲んだ後、この町に来て、町を一望できるところに
連れてきてもらったことがあるんですって。
夜に。
何を見たんでしょうねー、真っ暗で何にも見えないと思うが。
若気の至りの世代のころだから、何しても楽しかったんでしょうね。 あー青春
で、その街を一望できるところに行こうと、場所を探して、うろうろしていたら、
「おまえら、なにしとんねん。」と言わんばかりに、猫がガン飛ばしてました。
途中、また細い道があったのですが
「パノラマが見えるかもよ。」とのっぽに言われましたが
「きっと何もない。」と思い、
わたくしは行かずにここで待ち、のっぽだけ降りていきました。
電話がかかってきて「何もないので戻ります。 ぜーぜー」って
案の定、何もなかった。 ほらねー
きょろきょろしながら、展望台を探していたら、あった。
ロッカ Rocca 砦。
そうか、日本のように展望台じゃなくて、昔の砦か。
確かに、外からの侵入者をチェックするのは、砦からだね。
歩き回った後に、こんな急な坂は、キツイ。
これと階段が、しばし続きます。
すると、
はー、美しい☆
最初の写真の町の入り口の時計塔が見えるわー。 これは結構ズームしています
わー、きれいなパノラマ☆
アペリティーボ(食前酒)にも早すぎる時間帯で、そのまま帰りました。
今度は、町の入り口の地ビールやドイツビールが飲めるパブに行ってみたいな、と。
仕事の忙しさがピークでナチュラルハイになりかけてまーす☆
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